試験まであと●×か月 準備が整っていないから講師が心配になっている。

 

ケース1

8月に加速して授業を増やしたほうがいい

「あのう・・・ 部活の演奏会の練習が・・・」

1か月後に初回の試験が迫っているというのに切迫感がないようにおもえる。

講師は提案しない方が良かったとがっくりしているかもしれない。いったい誰のための受検だろう。何が1番大切な目的なんだろうか。

 

ケース2

「定期試験の準備で今日お休みさせてください」

「OK 来週に延ばす」

そしてその来週がきた。

「大雨で試験が伸びているので今日もお休みさせてください」

「OK 土曜日にする」

そしてその土曜日

「自転車が壊れたのでいけません」

「じゃあ来週」

その来週が来た。

「エアコンに弱いみたいで体調がわるいので今日はお休みさせてください」

「じゃあ土曜においで」

「土曜日はオープンスクールとかいろいろ用事があるのでせっかく組んでもらっているのにすみません。」

この生徒の顔を忘れた。

勉強もせずに大学見学をしている場合か!

 

そう言えば去年の今頃吹奏楽部の男子を1時間怒鳴り倒した。「お前の人生だろ。進学はお前の希望だろ」 それから土曜日毎朝、通常授業の枠外でわざわざに呼んで教えた。もちろん授業料もとらないで。2か月目こう言った。

「部活の練習を考えると土曜日はちょっと困るので変えていただけませんか」

そこでもうそれ以上時間をとって教えるのをやめた。

 

なっていない!

お勉強の大変さと自分の将来を実感できていない!

情けないほど愚かだ。

自分の未来に今こそ真剣に賭けてほしい!

 

うちの生徒だからほっとかないが、何より本人の自覚だろう。思いだろう!

                                                     監督