六ちゃん達の定期試験が返ってきた。1年生は高校生になって初めての定期試験。

英数国だけでなく化学も物理も世界史も10教科近く試験があった。

 

まだスタートとおもっているかもしれないが、

最初から悪い奴が今後良くなる確率は限りなく低い!

逆にレインボーに一人いるが最初からTOPに立つ奴はずっとTOPを突っ走る。

当たり前の話だ。だから最初から赤点をとるような状態では先が見えてしまっている。

 

監督が愚かだと思うことは

初めての定期試験でその内容と深さと準備の必要性を十分把握せずに大切な初回の試験に臨んだという浅はかさだ。そして悪い結果を最初から刻む。中学の頃の悪い癖をそのまま引きずっているという愚かさだ。なぜしっかり「これでもか」といううくらい準備をしなかったのかということだ。何故GWも休みなしに部活に出るような余裕?があったのかということだ。

 

おまけに教師の採点もめちゃくちゃで例えば英語が40点台だと実際は間違いなく赤点の答案だ。救済のためにわざとそういう採点をしているんだと信じたい。もしまじめに〇をつけたとすれば監督が英語を教えてやるからレインボーに入会したほうがいい。

動詞が2個原形で並ぶような英文をなぜ見過ごすのか? 

 

今はレインボーにいないが去年のうちの1番が長岡もKJもいやだということで六高に進んだ。あの娘の結果は監督は見なくてもわかる。なぜなら中学3年間同様どの科目も冷静に気を抜かず対応する癖がしっかりついているからだ。勿論基礎は全教科盤石だ。おそらくわるくても3番以内だとおもう。

うちに一人優秀な男子がいる。ほぼ全科目90以上をとってくると思うが、こいつは4月にレインボーに入会した。2回目に

「おい ●●よ、どうして長高に行かなかったの?」

と監督は聞いたんだ。

「実は受験しようかと思っていたのですがすこし遠いのが気になって・・・KJは体質的にいやでしたので六高にしました。」

監督は、ちょっと見ればわかるんだ。その地力というかやっぱり真剣さが違う。

こいつは英語を指導している中で、わからない時、理解できない時、

あせり 困惑 が顔にでる。大体の六ちゃんはそういういい意味での緊張感がでない。逆に

「大切なことだからノートにきっちり書いておけよ!」

と何回も何回も言われないと書かない。

KJ生も間違う時や監督が理由を聞いて「わかりません」という時、表情が激変する。

長高生は質問に時々だがきちんと回答がある。わからないときは監督の説明をすごいスピードでかきとる。学校の授業が早いので自然と鍛えられていくんだと思う。

 

すべてがでそろってからレインボーの1年生には進路の限界を通告しようと思う。

その方が2年7か月後、納得の大学進学を勝ち取るともう。

一昨年レインボーを卒業した六ちゃんは1年のとき230番だった。その時点で希望の国立受験をあきらめさせて私立に絞り3年夏には学年TOPに立った。そういうこともあるんだよ。今もこいつの問題集を1冊だけ残しているんだ。時々見るために、その努力をね。

 

「お勉強」をなめてはいけない。それだけだ。

                                                    監督