監督はある生徒に試験前時計を貸すのを忘れた。小さなデジタルの置時計だ。これさえあれば時計の苦手なこの生徒でもなんとか時間を計りながら高校入試をのりきれるはずだった。
ところが受付に用意しておいて渡すのを忘れたしまった。
合格の報告に来てくれた時、その生徒の顔をみて真っ先に聞いたんだ。
「時計は持って行ったの?」
「はい」
「どんなやつ?デジタル?」
「いいえ針のついた腕時計です。」
いやよく読めたなあ。数学の問題を解く前に時計を読む方がむつかしかったにちがいない。だからこの生徒の場合はまず時計の問題をといてから新潟県高校入試問題を解かなくてはならないから大変ハンディをしょっていたわけだ?!?。
そういう厳しい条件の中見事に合格を勝ち取った。
さすがにレインボー生だ。
監督はね、底力というか生命力をいつもこの生徒には感じるんだよ。将来が楽しみだね。
時計なんかへっちゃらだい!
あれだけの量を5教科でやらされてほんとうに大変だったろうが、とっても楽しい冬だったよ。 おめでとう!そしていい報告をありがとう!
監督

