英語の苦手な明子(メイコォと呼ぶ)はことあるごとに良子ちゃんに質問する。良子ちゃんはメイコォに説明しながら自分も考えさせられ、それが結構楽しい。だから2人の中は益々よくなり、学力の差はますますひらく。素晴らしい関係だ。それを横で東進(トーシンでなく、あずますすむと読む)が聞いている。

メイコォが聞いた。
「良子ちゃん May I borrow your toilet? はどうして間違いなの?」
「メイコォ、そうそうこれ変よね。あたしも以前、気になったことあるわ。」
「トイレ貸してくれだからborrowでいいだろ?」とトーシンが口をはさむ。
「あんた知らないくせにだまってなさいよ。むかつく!」
「まあまあけんかしないで。これはとてもいい質問よ!レインボーで監督に聞いたの。そしたら変な写真をみせてくれたの。みんなでわらったわ。」
「え! なになに・・」
「あのね、トイレをBORROWしたら何が何でもお家へもって帰らないといけないらしいのよ。トイレを借りる人はいてもトイレをうちまで持って帰る人なんていないでしょ。
レインボーの監督は1度持って帰ろうとしたらしいけれど。普通はそこまでしないでしょ。
だから正解はMay I use your toilet ? なのよ」
「惜しい!!」とメイコォ
「・・・・」とあきれるトーシン。

ここで決定的瞬間をおみせしよう。
May I borrow your toilet ? を実際にする監督の写真