ある中3男子は今日も特別講義の後、終日残って実力問題集を一人で黙々とやっている。

たまに様子をみにいったらこう言うんだ。

「監督,高校にいってもレインボーを続けたいのです。このまま大学をめざしてしっかりやっていきたいので」とポツリ。

いま一歩届かず苦しい中、全力で最後の調整に入っている。余裕もないだろうに、こういうことがポツリと言えるこの子の「お勉強」に対する自覚は立派だな。

「高校にはいってからなんとでもするからまた相談しような。」

「そうですね。先ず高校をきめないと。」

目指すは最難関高だ! がんばれ! ターゲットを絞っているんだ、それをやりきって勝ち取っておくれ!必ずやれる。

 

ある女子は志望校を落とそうか、どうしようかあと数日できめないといけないから苦しんでいる。思わず胸を押さえた。

「もうみんなつぎつぎに志望校をさげています。私も不安で不安で・・・」

気持ちはよくわかる。毎年みんなそうだから。

絶対大丈夫だからと言ったところでそれは何の保証もないわけだから最終的に不安は消えない。いろいろ2人で昨日も今日も「不安解消」のためのシナリオを考えた。

勿論、何より監督の仕事はこの生徒の「何とかして点数を上げたい(変えたい!!)」切実な思いに結果を出させて応えることだから、5教科詳細に課題を絞って教え込んでいく。

それでもどんなにやってもうまく行っても今の時点で点数が届かない限り不安は募る。

だからシナリオを示してやって

「最後はお前がきめろ」ということになっていく。

 

今日2時間個人レッスンをして帰り際、この女子がポツリといった。

「それでも私はやっぱり志望校は変えません。このまま出します。そうすると思います。」

監督はね、「今の覚悟は尊いなあ。えらいなあ。どんなおもいでいったのかなあ。

覚悟をきめていったなあ・・・」と感心したな。

 

点数のことは心配いらないよ。監督がついている。残された時間でやることはきまっている。今日もそれを何回も説明したよ。この女子にはブーストアップのタイミングが近いと思う。

でもね! もし,不安がこみ上げてきてどうしようもなくなったらその時はまた考え直したっていいんだよ。その時はその時さ。

今夜「変えずに頑張る!」と言い切ったことだけでも監督はね、

「よくぞいった! いい子だ」とほめてるんだよ。嬉しいな。

さあ残り1か月半、一緒に走り続けよう。鍛えて鍛えて・・・ひたすら走って走って走って・・・

お前が走り続ける限り監督はずっと一緒だから。

 

監督