今頃になると監督はふとキー君を思い出す。六高でサッカーをやっていた。レインボーには3年の夏に入会した。英語はかなり伸びて全国平均を優に超え無事合格を射止めた。
さてこの監督の愛すべきキー君が12月頃から急に笑いが止まらなくなった。最初この症状が出た時は監督もまわりもさほど気にせず一緒に笑って済ませていた。しかしそのうちどんどん症状がひどくなっていったん笑い出すとキー君は笑いが止まらなくなっていった。
監督は「キー君、笑うのは楽しくていいことだけれど、試験会場でその発作が出たらどうするんだよ。わらい続けて試験どころではなくなるよ。なんとかしないと」とクラスで言った。するとクラスメイトよりキー君にその監督のアドバイスが大受けして症状が悪化してしまった。よだれを垂れる位笑っていたもの。
今頃になると生徒はさまざまに緊張やプレッシャーを感じる。焦りもでる。模試の不出来に苦しむ。そんな中、キー君はその笑いのおかげで緊張感が漂わなかった。キー君の笑いで他の生徒たちもわらった。
キー君のような生徒は中々いない。
キー君ありがとう!
頑張っていい記者になるんだよ!
そしてシリアスな取材中に笑ったらだめだから、いいね!
それからわらうのはいいことだがよだれを垂らすほどわらわないでね!
監督

