開けゴマ!と叫んだら・・・うなるほどの宝のつまった洞窟がゴーッと音を立てて開く。目の前の財宝が自らの手中にある。これさえ手にすればもう未来は薔薇色だ!

 

大学受験は君たちにとって同じこと!

今そこに大きな未来の扉がひろがっている。

就職のことばかり口にする生徒がいるがそれも未来かもしれないが、未来の扉を開く原動力が就職目的じゃ君の未来はおもしろくないなあ・・・就職に有利だとか大学でキャリア形成とかなんか…それじゃ未来の扉じゃなくて就職の扉をめざせばいいさ。

サラリーマンのインターンシップに参加して感心してればHAPPYだよ。


監督はこの未来の扉について、ひとつだけ生徒に言っていることがありますよ。それはね、社会に出る前の4年間で自分を高められる大学を選びなさいということ。大学卒業後、世の中に出るとき誰も高校名など気にしない。世の中はどういう高度教育機関(大学名)で何を専門的に学んだか(専攻)、それともちろん成績も、そういうことを評価する。それが世の中というものさ。
大学というところは、アルバイトを日常的に重要課題としてするところじゃないよ、そんなのおおいけれどね。自分と同じ興味を持った、同い年の子供たちと4年間一緒に語り合い、専門教育を勉強するところ。全国から、世界から学生が集まる。なんとエキサイティングなことじゃないか。だから少しでも受験勉強をして学力が高い環境に進まないといけない。そうでないと専門教育は成立しない。大学はいけばいいという時代ではない。高学歴を見につけないと数百万から一千万のお金をかける価値がない。世界の大学がぐんぐん伸びている中で、もたもたしているとますます国際環境下で負けちゃうよ。だから同じ日本の大学でも、高校の時に基礎学力を身につけ受験を勝ち抜いたものだけが集まる大学とそうでない高校の補習をぬけぬけとする大学、厳しい卒論審査があるところと、コピーまみれの内容で通す大学、どちらをとるかで全然4年間の学び舎の意義も成果も違ってくる。卒業後の未来も(就職先も)人生に対する決意も変わってくる。活躍の場が全然変わってくる。
 どうせ進学するなら、ある程度自信を持ったものが集まり、周りの仲間を見て「すごい!自分も頑張らないと」と素直に思える環境に進学しなくてはいけない。
 親の時代と違い大学進学率が50%を超えている。ここ新潟でも4割以上ある。ただその進学先は非常に疑問だ。県内の大学のレベルを見ればわかる。大学とは専門教育を学ぶところであり高学歴を見につける学び舎である。自分を高めることのできる仲間に出会え、いい教授に師事し、研究に没頭でき、設備に恵まれている、それができる総合力のある大学を目指さねばならない!進学は君たちにとってこれまでにない大きなチャンスなのだから。
女子の進学が4年生化の方向に大きく舵が切られ世の中が高学歴化の方向にすすんでいる。いい大学がますます充実していく。好循環 独り勝ち 益々肥えていく。
さあ このフレーズで締めくくろう。

大学進学は未来の扉をひらくこと

Open Sesame!!

人生最初の登竜門だ!君たちの希望と努力次第で明るい未来(いい大学と出会い)が待っている。だから頑張れ!妥協をするな!

監督