監督は英美里―ちゃんをレインボーに9月中に入会させようと思って早速うちの良子に言った。今なら英語筆記を十分150以上には持っていけるから。

 

監督「英美里―ちゃんはいい子か?」

良子「とってもいい子です。」

「かわいいか?」

「六高であの子の右に出る子はいません!」

「ハーフか?」

「なんか・・なんていうのですか・・四分の一のこと?」

「ああ、クオーターのことだね。」

「髪は栗色か?

「それがですねえ・・不思議な色が絡み合ってとっても素敵です!」

「ロングか?」

「そうです。」

「身長は?」

「私より高い〜165CM位あると思います。」

「体重は?」

「私より軽い。」

「そらそうだろう!!」

「ちょっとぉ! 監督! 一体さっきから何を聞いてるんですか? まったく身長とか体重とか・・全然受験に関係ないことばかり聞いて・・」

良子ちゃんににらまれながらそう言われて監督はハッと我に返った。