「私できない・・・・」
「どうして? 英美里ーちゃん」
「だって六高生だから」
「え?いったいどういう意味? 六高は進学校で頭がいいと思われているのよ。全国平均すらないと叫びまわっている(roar)のは南魚沼市で監督だけよ」
「まだマークで英語100点もいかないのに10月3日からセンター演習が始まって、毎週末模試も続くわ。自分のお勉強ができなくなりそうで不安・・・」
「じゃあ、英美里ーちゃん、学校やめたら?」
「できればそうしたいくらい」
親身になって話を聞いているふりをしながら(pretend/pose)良子ちゃんは昨日作った単語カードを右手にひそかに握っていた。
そして9月というタイミングの大切さを心得ていた。(be aware of)
「今加速しないと這い上がれない(crawl up)」
そばで英美里ーちゃんは今日3度目の溜息をついた。(breathe a sigh)
窓の外はそれを見透かしたような(see through)曇り空だった。
追伸 英美里ーちゃん
監督がついているよ。100%大丈夫だから。心配しないで・・ね! 必ず150以上
は六高でも届くから。
監督

