エリアンがお昼寝の中で現れた。夢かなあ・・現実かなあ・・
「監督、さっきのお話の続きを聞かせてください。」
「さっきはバタバタしてごめん。えーっと・・どこまでお話していたっけ?」
「国際じょんがら高校だ。」
「そうだったね」
「監督はさっきあそこが時代錯誤だといった、どういう意味ですか?」
「あそこはね この辺の大学進学率をあげるために作られたはずなんだよ。たしか」
「ということは優秀ですか?」
「20人位だろう。」
「いったい何が時代錯誤なんですか?」
「あのね、エリアンはこの間大学で人類をまなびたいといったね。」
「はい!」
「大学はね、自分が学びたいことを専門的に高度教育環境で磨くところなのね。しかも、お金を出して。だから自分が行きたい大学を好きにめざせばいいわけ。」
「当たり前の話だ」
「それが中々できないところなのよ。大学で何を学ぶかより国立大学に何人いったかとか模試で○✕高校に勝ったとか今年の学年はどうだとかそいうことしか頭にないのよ。まるで 1980年代の受験地獄みたい。21世紀は個性の時代、多様性の時代、自由な選択の時代、そして学びの手法にも自由があふれていていいわけなのよ。それが国際化だよ。Diversityさ!それがないようだから時代錯誤かなあと・・・」
「なんでそういうところに生徒があつまるのですか?」
「集まってないよ。この辺で最低の競争率がつづいているよ。」
「じゃあやめる。」とあっさりエリアンがいう。
「そこなんだけれど・・国際じょんがらを辞めるととなりまちの七高というところになるのね。」
「七高はいいですか?」
「全然ダメ。 教科書すらおわらない。 だから学力が全国平均すらない。とてもまともな進学は無理だ。」
「じゃあ七高もやめます。監督あそこを歩いている緑のブレザーはどうですか?」
「ああ、小出にある大入高校ね、文武両道とか言っているけれど言葉の意味がわかっていないなあ。とにかく校門でたとたん女子高生がラップに包んだ握り飯にかぶりつくような高校にエリアンを行かせられないよ。監督は。」
「握り飯はおいしいか?」
「きちんとすわってたべればおいしいよ。 日本1のおこめだもの。今度新米取れたらおいしいおにぎりを一緒に食べようよ!」
「おう!にぎりですね!」とエリアンが言った。
監督

「監督、さっきのお話の続きを聞かせてください。」
「さっきはバタバタしてごめん。えーっと・・どこまでお話していたっけ?」
「国際じょんがら高校だ。」
「そうだったね」
「監督はさっきあそこが時代錯誤だといった、どういう意味ですか?」
「あそこはね この辺の大学進学率をあげるために作られたはずなんだよ。たしか」
「ということは優秀ですか?」
「20人位だろう。」
「いったい何が時代錯誤なんですか?」
「あのね、エリアンはこの間大学で人類をまなびたいといったね。」
「はい!」
「大学はね、自分が学びたいことを専門的に高度教育環境で磨くところなのね。しかも、お金を出して。だから自分が行きたい大学を好きにめざせばいいわけ。」
「当たり前の話だ」
「それが中々できないところなのよ。大学で何を学ぶかより国立大学に何人いったかとか模試で○✕高校に勝ったとか今年の学年はどうだとかそいうことしか頭にないのよ。まるで 1980年代の受験地獄みたい。21世紀は個性の時代、多様性の時代、自由な選択の時代、そして学びの手法にも自由があふれていていいわけなのよ。それが国際化だよ。Diversityさ!それがないようだから時代錯誤かなあと・・・」
「なんでそういうところに生徒があつまるのですか?」
「集まってないよ。この辺で最低の競争率がつづいているよ。」
「じゃあやめる。」とあっさりエリアンがいう。
「そこなんだけれど・・国際じょんがらを辞めるととなりまちの七高というところになるのね。」
「七高はいいですか?」
「全然ダメ。 教科書すらおわらない。 だから学力が全国平均すらない。とてもまともな進学は無理だ。」
「じゃあ七高もやめます。監督あそこを歩いている緑のブレザーはどうですか?」
「ああ、小出にある大入高校ね、文武両道とか言っているけれど言葉の意味がわかっていないなあ。とにかく校門でたとたん女子高生がラップに包んだ握り飯にかぶりつくような高校にエリアンを行かせられないよ。監督は。」
「握り飯はおいしいか?」
「きちんとすわってたべればおいしいよ。 日本1のおこめだもの。今度新米取れたらおいしいおにぎりを一緒に食べようよ!」
「おう!にぎりですね!」とエリアンが言った。
監督

