お父様

このたびはおめでとうございました。結構なお心使いを頂戴し恐縮しております。
○○大学は一流です。そして学校法人としての展開力が本当に強い。厳しい競争率を勝ち抜いてくれました。あそこは国立や難関校のすべり止めにかけているものが多く激戦でした。難関国立大に合格したレインボーの長高生もこの大学はおちました。息子さんは私立最高峰をひたすら狙ってきたから獲りきったと思います。信頼性の高い青年ということを証明してくれました。
実は私も△△大学のことが気になって祈るような日々が続きました。数学の講師も何度も聞いてきました。東京に行く前日も指導をして最後に「よくここまで来た。合格しても不思議ではない。あとは当日の英文と現文がお前に合うかどうかだ。ぴたっと合えば絶対負けない!」と握手をしました。息子さんはいつも通りしっかり「はい」と応えました。そして笑みを浮かべました。自信と希望を垣間見ることができたのでお父様同様,「決まるかもしれない。」と期待をしていました。私立日本1の文学部ですからプロ野球で言う3割5分の打者が全国から集まったということでしょうか。息子さんは六高ながら全国レベルで急速に3割バッターになったのですけれど…だから○○大学の球はバックスクリーンへホームランを打ったわけです。おそらくあいつのことだから表情もさほど変えずにベースを廻ったと思います。

いま彼は誇りと自信と、何より学びへの期待を胸に東京に向かいます。それを実現したのは、おじいちゃんやおばあちゃんを心から尊敬し、両親に感謝する環境があったからです。2年半指導してきて多くを語らぬ子供でしたが言葉の端々に私はそれを感じました。

あの子は大学進学後、勉学に励み専門領域を究める若者です。
その将来に私の希望の一角も乗っけてほしいとさえ思います。
このたびは本当におめでとうございました。
お父様、立派な長男に育て上げましたね。

弟君がお兄ちゃんを超えると豪語しているそうですが「Jr.その2」をお預かりでき光栄です。
若者としての知見を育てながら学力もKJでTOPに育て上げます。

28年3月吉日
レインボーランゲージハウス
監督