君が、あなたが、たとえばハリウッドスターに日本人だけれどなりたいとする。
たとえば、男なら黒い髪と澄んだ目、最低180Cm,体重80キロは必要だろ。もちろん英語ははなせて西洋文学の名作は原書で読破してinteractinもできないと務まらないだろう。

受験もおなじことではないか。自分中心で考えてはダメだ。必要用件を自分が満たしているかどうかをしっかり見据えないと。いい大学はいい人材を求めている、ただそれだけ。ただ日本はセンターの点数だけだけれど。

だから大学受験は君たちにとってはじめての全国標準の試験ということなのかな。
世の中を安全に快適により思いやりのあふれたものにして行くために優秀な人材を常に時代は若者に要請する。そこに淘汰が起こり入試が出てくる。

大学と言う高等教育機関で学ぶことはその先で世のため人のために君が選択する職責で君の知力と志と意欲を一生かけて満たすためではないか。

アルバイトや自費海外旅行を当然のこととしてモラトリアムの満喫に時間と金を費やしている大学生に何ができよう。4年後、携帯情報や「周りと同じでないといけない感覚」で世界標準を知らずにただ給料や仕事内容や噂を信じて職探しに奔走するだけだ。あわれ・・・
本をよめ、難しいものに一人静かに挑戦しろ。理系なら院卒は当たり前の時代だろう。

高3受験生よ!
今こそがんばれ。自分のために。
君を育ててくれたこの国のために。
君たちのいまの一途な思いがろくでもない進学さきで落ちるとこまでおちないように。
志を追及できる進学さきに進むんだ。入ってからが勝負が始まる。春から真の知的トレーニングが始まるのだよ。
人生の登竜門だ。登れ、励め、そしてかちとれ!
                                         監督