「人生にはどうしても点数の必要なときがあります。そういう時、点数を借りに行くところはありません。お金じゃないから。サラ点（サラ金）があれば高金利でもいいから点数をかりに行きます。」そういう気持ちになる人も大勢いるだろう。
そこで塾にお金を払って点数を買うひとがでてくる。レインボーの去年の卒業生が「監督レインボーはサテライト予備校の半値か三分の一です！安い。」というから「それなら値上げをしようか」といったことがある。テレビ画面の授業にもし10万も払う状況がそこにあるとすれば高利貸しと同じだな。
点数をお金で買うというと「ひどい表現」だと思う人がいるかもしれないが。紛れもない事実で否定しようがない。レインボーにいると様々な影響と教育をうけるから、お金じゃない部分も結構ある。だがお金で点数を買いに来ていることには変わりない。そう考えた時、生徒自身はどういう風にお買い物をすべきだろうか。
君たちは「あそこは高い、安い、そんなに親は払えない。」程度の考えしか浮かばないかもしれないな。究極の答えはね、同じお金を払っても買いきれる点数は千差万別だということだよ。うちに来て１か月で英語の点数（センター試験レベル）を70点伸ばした子供もいる。1点640円だ。逆に１２か月かかっても30点くらいしか伸ばせないものもいる。つまり1点16000円に跳ね上がる。それでも30点もあがれば貴重なゲインで本人はhappyそうだ。要するに、高い安いは、君のパフォーマンス次第なのだ。
監督は東京で子どもの教育のために年間1000万以上かけている人を知っている。
知り合いの開業医は、兄弟2人は苦しいから、一人は公立に変えようかなどといいながらも有名私立に通わせ続けている。彼らはそれを合理的だと考えている。子供のパフォーマンスを見てそう確信している。そもそも両親揃って高学歴で、お金がないとできないけれど、もし彼らの子供が、周りの3倍のパフォーマンスを見せれば投資効果は3倍に拡大するということだ。それができるような子供なら社会に出たあと10年間で数千万のリターンを上げるだろう。だって社会が評価するから。実力の時代に入っている、日本でさえ若い人にもチャンスが広がっていということだ。
何もお金のことを意識して塾に通いなさいと言っているのではないよ。親が自分に投資をしてくれているのだから「ピークパフォーマンス」ができるよう努力しなさいといっているのだよ。例えば今高3に個別に問題集を3つ渡しているが、最も伸びている男子（六高）と女子（KJ）が期限を無視するかのようにどんどん仕上げて持ってくる。「次を下さい。」というわけ。だからＡ判定がつく。他の生徒たちもきちんとみんな期限を守ってやってくる。この点、監督はみんなを高く評価するよ。いい子だ！ だけれどそれは当たり前で、それだけじゃ上にはいけない。E・Ｄ判定をAには持っていけない。言われている以上にどんどん進める。それが監督のいう「ピークパフォーマンス」だよ。わかるかな。投資効果を増すということなのだよ。
監督
