センターでも本試験でも英語長文で最低6割以上とれないと絶対勝てない。六ちゃんで国立工学部に行った生徒がいた。ある日「監督ダメです。文法壊滅。零点かもしれません。」という。
監督は笑って聞いていた。こいつはまれにみる頭脳の良さで「なんでもっと早くで逢えなかったのか、どこでもいけたのに」と思っていたくらい。
採点を終えると156点もあった。つまり長文が全部とれていた。
長文をあと3ケ月でどうやって読めるようになるのか。
単語や熟語をあまりにも知らないとお話にならないが、かりに「あたし 4500語覚えた」としても努力とかけた時間のわりには結果はあまり変わらない。単語を覚える前にやることがあるだろ。ちょっと考えればわかるでしょう。君たちが日本語を話すとき単語ばかり並べて会話ができる?
言いたいことが通じるかい?
宇宙人だって「お前・・・だれ・・・・だ?」って聞いてくるよ。きっと。
文法問題だって同じことだよね。いくら問題集を学校で小テストでやらされても全くっていいほど模試の文法やセンターには反映されない。とても有名な英語の先生だった西尾教授は盛んに「はい、これもまた3秒でできますね。皆さん英語の文法はね、3秒ゲームなんですよね。」と繰り返しラジオ講座で言われたものです。はい。なぜそこまで言い切れるのか。それは解法を徹底させて教え込むからじゃないの。
得点源の長文読解に至っては極め付けでしゃにむに読解量を増やしたり、センター演習とか言って問題だけやらせたりしても全国平均すら届かないものがほとんど。読み方を教わらないとだめだよ。六ちゃんの先生がいうらしいけれど「速読しなさい」ってね。監督はセンターの前の日まで言い続けているよ「ゆっくり、正確に読め」と。車の運転を考えればわかるでしょ!
運転技術がきわめてあいまいなのにアクセルふませてどうするんだよ。事故を起こすだけだとおもうけれどね。
手順があってそれを踏まない限り英語の点数は上がらないのでーす。つまりゆっくり正確に読む演習を入試問題レベルで3万語以上やる。
一人では同じところの堂々巡りの可能性が高い。だから誰かに教えてもらわないといけない。それもそばに張り付いてもらわないと全国の無垢な消費者をターゲットにマスプロダクトを配信しているような授業を受けても効果はない。
レインボーで長文指導をしていて「ほとんどわかっていない。ほとんど習っていない。ほとんど解いていない」というのが監督の実感なんだよ。
いいかい!読むんじゃないの。並んだ英単語を解くのだよ!!

監督
