大学入試本番までの対策その1最大配点の英語とリスニングの使い方 


センター試験が迫っている。センター利用はもちろん一つのチャンスだから英語の筆記とリスニングの2つで250点という最大配点の中で高得点を狙うことは当然のこと。
うちの生徒で「間に合わないからセンター利用は無理と学校の面談で言われて」と出願しなかった女子がいた。センターで現国満点、英語筆記178点をはじき出し、津田塾を合格できていたものをなんともったいない。本試験で東女とか日本女子と軒並み合格したから良かったけれどなんと津田塾だけおちた。だからセンター利用も全開でいきなさいよ。弱気なアドバイスを聞いたら絶対だめ。あの時その生徒の父親はカンカンだった。監督がもしその娘の父親だったら絶対ただで済まさない。一生のことだから。ただ同時に監督の指示でなく学校の担任のコメントに影響されたことは冷静にうけとめざるを得なかったなあ。残念だったけれど所詮レインボーもその辺にころがっている塾にすぎないということだ。それでいい。

 さて英語はセンターまで準備が間にあわない人もおおかろう。そういう場合は今から本試験に照準をずらせて準備をしっかり。時間はある.私立大学受験だから当然英語の比重が高まる。そこで「英語で逆点満塁ホームラン」の確率を1%でも2%でも上げるために2か月を使うことがreasonableなのね。確率のはなしだから。稀に英語の無い受験があるけれどそれは極めて例外でそういうケースはここでは想定外。そもそもそういう例外的なことにかけても確率は下がるだけ。ちょっと考えればわかるでしょ。英語を強くする時間が本試験まで残されていて英語を改善すればどこの大学も合格確率が高まる。そういう極めて明快な作戦にかける方が確率も高まるよね。
 
 具体的な作戦をいっておこう。
センターの英語と本試験の英語対策は同じこととかんがえる。長文が読めれば勝てる。読める目途がついている人のみ文法をやる。読めない人は文法にかけても無駄になる。
何とかでも読める人は絶対文法をやる。とても有効な加点源となるから。
リスニングは一人では難しい。10月になればはじまるけれど六ちゃんのように学校で演習だけ繰り返すのは時間とお金の無駄。
それからリスニングは眠れる得点源。でも短期で目を覚まさせるのは専門指導がいる。時間がないね。
なにより読解練習をしなさい。とにかく英語の点数をあげればいいのだから・・・

To be continued.
                                    監督