今の大学、特に生徒のほしい大学の傾向だな。それは同時にその程度の大学に集まる学生の強い関心、換言すれば就職の不安を生徒集めに悪用している。

監督から言わせれば軌道がずれている。大学は高度な専門教育を学ぶ場だ。就職を意識してキャリア教育を受ける場ではない。、ひどいところになるとボランティアの斡旋までしている。いいかい!ボランティアは人に斡旋されるものではない。英和辞典を引いてみろ!
監督はNPOを設立して15年間ボランティアをしてきているからはっきりわかるんだ。とにかくそういうサービスを提供して学生をつってそれにかかわる職員の人件費まで学費でとるなんて恥をしれといいたい。国立までそういいうことに力をいれているところもあるという。情けない。

大学は勉強をするところだ。一生の友を見つけるところだ。じっくり自分で時間をとって社会に出る作戦を練る最後のモラトリアムだ。そして企業はキャリア教育など全然評価しない。それより成績、特に専門の成績、何をしてきたか。どこがほかの生徒と違うか。そしてはっきり言って大学名と学部と成績だ。そういう評価は変わらない。不変なのだよ。当たり前じゃないか。歴史的に評価体系は確立されて来たんだから。

これから大学受験を目指す高3生よ! 世の中甘くないんだよ。しっかりしないとどんどん学生の本旨と外れた環境に組み込まれてしまうぞ。何より何を学びたいか どこで実現するかにこだわりなさい。

そして明日から学校が始まるな。
こういう話をしてくれる先生につきまとえ!
                                    監督