素敵な高校生のカップルを日曜日にみたよ。
信濃川の橋の上を女子が一人で颯爽と歩く。背に届くほどの長い髪が川面の風に揺れる。
薄い金色のようなフレームのメガネで聡明そう。カバンを2つもっていた。
その娘とすれちがってすぐ５０メートルほど後ろで男の子が走っている。
髪型は後ろが厚めのカットでうまくまとまっている。かわいい顔をしている。なぜか両手、両足をわざとらしく動かして走ってる。その動きの慌ただしさの割にスピードが出ていない。監督はすぐ気付いたよ。
「あ！前の女の子を追いかけているんだ。その姿を見てほしいんだ。」
残念ながら女子は振り返ってくれなかったけれどほどなく男子は追いついた。声をかけず後ろから女子に軽く体当たりをするようにぶつかった。女子はすこしだけ微笑んだが何も言わずに持っていたカバンを渡した。二人は足をそろえるかのように歩き出した。
橋の反対側では制服姿の高校生のグループが二つ、楽しそうに歩いている。
その間をぬうように陸上部だろう。男子が一人走り抜けていく。フォームが良くないなあ。ただ口呼吸でなくしっかり走っていたな。持久力があるな。あいつ。
信濃川の橋の上、約20名の高校生たち。
日本1の大河の風に包まれて時を刻む。誰も携帯を取り出さないで
弾むような会話が続く。
いいぞ！ 小千谷高校生達よ！！！
監督
信濃川の橋の上を女子が一人で颯爽と歩く。背に届くほどの長い髪が川面の風に揺れる。
薄い金色のようなフレームのメガネで聡明そう。カバンを2つもっていた。
その娘とすれちがってすぐ５０メートルほど後ろで男の子が走っている。
髪型は後ろが厚めのカットでうまくまとまっている。かわいい顔をしている。なぜか両手、両足をわざとらしく動かして走ってる。その動きの慌ただしさの割にスピードが出ていない。監督はすぐ気付いたよ。
「あ！前の女の子を追いかけているんだ。その姿を見てほしいんだ。」
残念ながら女子は振り返ってくれなかったけれどほどなく男子は追いついた。声をかけず後ろから女子に軽く体当たりをするようにぶつかった。女子はすこしだけ微笑んだが何も言わずに持っていたカバンを渡した。二人は足をそろえるかのように歩き出した。
橋の反対側では制服姿の高校生のグループが二つ、楽しそうに歩いている。
その間をぬうように陸上部だろう。男子が一人走り抜けていく。フォームが良くないなあ。ただ口呼吸でなくしっかり走っていたな。持久力があるな。あいつ。
信濃川の橋の上、約20名の高校生たち。
日本1の大河の風に包まれて時を刻む。誰も携帯を取り出さないで
弾むような会話が続く。
いいぞ！ 小千谷高校生達よ！！！
監督
