アメリカの大学進学にとって3月から5月にかけて大学の合格発表が続く。トップ大学の合否も大方はじまった。正式レターの来る前にメールで合否が本人だけでなく親にも入るケースが多い。
合格者には「本学は全米で有数の評価を得ている大学で今年、競争率が厳しかった中、君がそこを勝ち抜いたのだ。おめでとう。」というふうな意味の前置きが入試担当のDirector名で書いてある。「やったー!よかった」「おめでとう!」 日本ならそれで「一件落着!」
「美味しいものでも食べにいきましょ。お父さん、いいでしょ」てなところだろうがアメリカでは全く喜べない。この合格発表の直後から非常に神経質な時間が始まるのだ。
つまり奨学金がつくかどうかである。全米の私立はアイビーリーグでもその他の有名私立大学は年間7万ドル前後(800万)はする。4年間で3000万円を超えてしまう。州立(日本でいう国立)でも年間5万ドル(600万)はかかる。州内在住者でも3万ドルはする。要するにいいところにいこうとすれば大学4年間で数千万円がかかるという事だ。(もちろんお金がさほどかからない大学やCOMMUNITY COLLEGE もある。)
だから子供達は国のローンはもとより、返さなくていい奨学金を求める。これは成績優秀者の取り合いになる。すごいものは年に何万ドルもの奨学金がつく。いい大学が高3の受験生にむかって「年間500万出すからうちにぜひ来て下さい」などと言ってくるわけだ。もちろんそれは希有でほとんどの子供達はローンを背負い長い人生かけてかえしていくのだろう。もちろん様々な奨学金が用意されているようだが仮にそれを手にしても数百万は自分で用意する必要がありわけだ。日本の国の教育ローンなら2%台だがアメリカの公的ローンは5%から7%近くしている。その公的ローンは学費の本の一部にすぎないから数千万円をまかなうため他のローンを組み加えて借金まみれのスタートになるケースもあるという。
逆に信じられないようなことだが、奨学金をつり上げることも可能なわけだ。大学側からも「遠慮せずに他の大学から奨学金がついているならその内容を知らせてほしい。参考にするから」と言ってくる。日本ならそんなことをしたら例えトップ合格でも「何様のつもりだ!ふざけるな」となるだろうな。まったく合理的というかまさに実力評価そのものということかな。
アメリカは強いものがますます強くなれるよいうになっているのかな。お金がすべてでないというもののアメリカの教育においてもお金が決定的な条件になっている事実がある。なんか、こどもたちをみていて辛いような気持ちになるなあ。
だから日本はいいと思うけれどね。点数さえあればあとは何とかなるレベルだもの。たとえ医学部でもね。国立なら6年間で授業料700万くらいじゃないの。いい国だよ、日本は。
監督
合格者には「本学は全米で有数の評価を得ている大学で今年、競争率が厳しかった中、君がそこを勝ち抜いたのだ。おめでとう。」というふうな意味の前置きが入試担当のDirector名で書いてある。「やったー!よかった」「おめでとう!」 日本ならそれで「一件落着!」
「美味しいものでも食べにいきましょ。お父さん、いいでしょ」てなところだろうがアメリカでは全く喜べない。この合格発表の直後から非常に神経質な時間が始まるのだ。
つまり奨学金がつくかどうかである。全米の私立はアイビーリーグでもその他の有名私立大学は年間7万ドル前後(800万)はする。4年間で3000万円を超えてしまう。州立(日本でいう国立)でも年間5万ドル(600万)はかかる。州内在住者でも3万ドルはする。要するにいいところにいこうとすれば大学4年間で数千万円がかかるという事だ。(もちろんお金がさほどかからない大学やCOMMUNITY COLLEGE もある。)
だから子供達は国のローンはもとより、返さなくていい奨学金を求める。これは成績優秀者の取り合いになる。すごいものは年に何万ドルもの奨学金がつく。いい大学が高3の受験生にむかって「年間500万出すからうちにぜひ来て下さい」などと言ってくるわけだ。もちろんそれは希有でほとんどの子供達はローンを背負い長い人生かけてかえしていくのだろう。もちろん様々な奨学金が用意されているようだが仮にそれを手にしても数百万は自分で用意する必要がありわけだ。日本の国の教育ローンなら2%台だがアメリカの公的ローンは5%から7%近くしている。その公的ローンは学費の本の一部にすぎないから数千万円をまかなうため他のローンを組み加えて借金まみれのスタートになるケースもあるという。
逆に信じられないようなことだが、奨学金をつり上げることも可能なわけだ。大学側からも「遠慮せずに他の大学から奨学金がついているならその内容を知らせてほしい。参考にするから」と言ってくる。日本ならそんなことをしたら例えトップ合格でも「何様のつもりだ!ふざけるな」となるだろうな。まったく合理的というかまさに実力評価そのものということかな。
アメリカは強いものがますます強くなれるよいうになっているのかな。お金がすべてでないというもののアメリカの教育においてもお金が決定的な条件になっている事実がある。なんか、こどもたちをみていて辛いような気持ちになるなあ。
だから日本はいいと思うけれどね。点数さえあればあとは何とかなるレベルだもの。たとえ医学部でもね。国立なら6年間で授業料700万くらいじゃないの。いい国だよ、日本は。
監督
