新シリーズが始まります。薔薇咲良子と均等谷明子の軽妙なやり取りを聞きながら、英単語を増やしてね。

登場人物紹介
同じ県立高校3年生 自称進学校 平均偏差値が全国模試で49くらい。トップ40人くらいが地方国公立進学。

薔薇咲 良子 (ばらさき よしこ)
みんなから「よしこちゃん」と呼ばれている。成績は学年TOPから3番を往ったり来たり。 英語はマークで偏差値66位。 小6の時からレインボーに通っているので英語の勉強はほとんどする必要がない。監督は自分の娘のように思っているからハグばかりしている。こないだ駅で偶然あってハグしたら、駅員さんと周りで見ていた人が引いてしまった。

均等谷 明子 (きんとうだに あきこ)
みんなから「メイコォ」と呼ばれている。成績は普通(ということは全国平均以下)で どこかの小さな塾にかよっているらしい。明るく愛らしい。英語に興味があるけれど全然だめ。天然のところが魅力

東 進(あずま すすむ)
あだなは「トーシン」。中学の時レインボーに通っていた。教室にガムをかみながら入り、監督に見つかって持ち上げられて殴られる寸前に飲み込んだことがある。あだなはトーシンだが、東進には通っていない。「オレは全日制普通科の生徒だから、絶対satellite(衛星)通信には行かない。」が口癖。本当は少しだけ興味があるのだが、監督にばれると怖いからいけないのだ。
トーシンは偏差値49位、つまりこの高校の典型的生徒。受験勉強を本気で「やれば一流、このままやらねば3流」私立大学への進学だ。

3人は幼馴染でとても仲良し。口にはださないけれど気づかっている。

さて、英語の苦手なメイコォはことあるごとに良子ちゃんに質問する。良子ちゃんはメイコォに説明しながら自分も考えさせられ、それが結構楽しい。だから2人の仲は益々よくなり、学力の差はますますひらく素晴らしい関係だ。
そして幼馴染の男子 トーシンは2人の軽妙な会話を聞いては笑い転げている。

ある日の質問
「ねー良子ちゃん この英コミュのpiece of happiness て 「平和の幸せ」と訳せばいいの?」
「メイコォ、peace でなく pieceよ。 「平和」でなくて「かけら」よ。だから 「幸せのかけら」という意味ね。」
「惜しい!」 とメイコォが大声を張り上げる。
それを聞いていたトーシンが「全然、惜しくねーよ。お前、いい性格しているなあ。」
「トーシンさ、アンタこないだララでカップ麺ゆびさしてコンスタントラーメン喰いてえーと言ったじゃないのよ。インスタントも知らないでひとのことを言えるぅ?」
メイコォ VS トーシン だぁ・・・
それを聞いて良子ちゃんだけが、「お勉強は constantly 変わらずpermanently 永遠にかあ・・・」と独り言。

 To be continued 
監督