今日は監督が普段思っている国際化と英語の問題について一つ君たちに話しておきたい、
実は英語は語学なのにことさら「英会話」の部分だけを切り離して大きく取り上げるのは日本だけだよ。おまけにほとんどの高3が英語が話せないのにセンター試験でリスニングだけを取り上げて50点も配点を課すことの異常さ??小学校の英語教育やALTの増員計画、国をあげて英語の力を上げようとしていることは20年来同じ調子で続いている。君らもその中にいた。だけれども英語は全然話せない。仮にレインボーで会話を習っていてもそう簡単にはいかないけれどそうでない多くの生徒はゼロの状態だ。つまり外人のまえで下をむくか照れ笑いをするか何でもかんでもthank youというだけだ。情けないけれど。西洋人を前にマスクをしてレッスンを受けるものまで居る位だものお話にならないよな。
 本題にはいろう。これから君たちは大学に入り社会にでる4年後は日本いてもどこに住んでも国際化の中に組み込まれる。もはやそう時代に突入したということさ。これまでとは決定的にちがっているのだよ。親や教師や総理大臣たちが生きてきた時代とは完全にかわった。つまり日本語による日本人のために日本社会は維持できなきなくなったということ。日本語で学び日本語で働き日本円を稼ぎ、そしてmade in Japan 製品で暮らす。たまには日本円で海外旅行。それは維持できなくいなった。確かに依然として円は強く日本経済も日本語で成立している。しかし一方で英語の比重が確実に高まっている。英語がいるとかいらないとかそういう時代じゃないのだ。考えればすぐ背景がわかるだろ。高齢化、少子化、若年層労働者不足の日本だよ。看護師も医師も建設労働者も海外に依存しなければならない日本だよ。君たちが勤める会社の殆どは海外に出ているし、外国人のボスはどんどん増えていくだろう。そういう環境でじゃあどうやってコミュニケートするんだい。彼らに日本語を習得してもらうのかなあ。そうではなく彼らが国際共通語として日本や日本の会社に来る前にすでにマスターしている英語を我々日本人がしっかりマスターするのがあたりまえだろう。
そういうことさ。大学入試などと次元が違うなあ。語学はライフライ
ンだ。意識を変えなさい。英語はプラスアルファーじゃないよ。必需品だよ。これからの日本人にとっては。

今日はこれを聞いてみてリスニングの足しにしてくれ。この子は日本語・英語・中国語・ラテン語(会話はない)そして魚沼弁ができる。
https://www.youtube.com/watch?v=k78H8dp4lUs
                                監督