レインボーに在籍する30数名の高校生の過半数は名門(受験では迷門)六日町高校だ。同じ県立でもこんなに違うのかと感心したりあきれたりすることが多々ある。中には12歳から指導している子供も数名いるので学校のことも進路のこともよく聞かせてくれる。今日はその断片を話してみようか。
 KJは、長高やケンタカのことを気にしている。模試のたびに勝ったとか全国でどうっだたとか、そういうことは生徒にはどうでもいいからもっとためになる話をしてやってほしい。社会を知らしめるようなね。定員割れが県下最高レベルなんだからしっかりしないと。このままだと予算がきっちりつくのかなあと心配になってくる。逆に六高は良かったね。突然競争率がアップしてね。これで少しはお勉強をする生徒がふえるかな。長高の教師はKJの「け」の字も言わないらしい。全く眼中にないのかな。それでいい。3万人超えの卒業生をほこり長岡体操で心身を鍛えぬいた伝統校だから。知り合い大和の医師にその話をしたら「私も地方の高校だったけどそういういい意味での伝統が脈々とつづいているのよね」といっていたなあ。そういえばうちの生徒が長岡から電話をよこしてレインボーの私の授業をうけられないという。「どうしたの?」ときくと「監督、私、長高遠足をなめていました。本当の遠足でした。顔は日焼けでまっかか、足はパンパン 明日は小テストです。」
 英語の話をしようかな。3校とも去年は同じ教科書.しかし進度が全然違う。試験範囲でも長岡は3課に対し六高は一つ、これじゃ最初から差がつきまくって、それで3年後センター試験で一緒に英語受けるんだからこんなに同じ県立で差をつけていいのかなという感じ。
英語の限らずKJは教師の手書きの丸秘資料集が多い。これは素晴らしいこと。一方長岡はタイムリーに副教材がつく。練りに練られている。さらに生徒にシラバス(六高生用注釈*学習計画)が配られている。これは大切な情報でいいことだ。どちらもないのが六高だ。
 私は六高生が好きだ。やさしい 仲がいい 礼儀正しい。それと少々不憫だからな。やればできるのにそれができないおまま終わっている感じのせいだろう。今日もカウンセリングに来たが上品(上品でないやつもいるよ)で礼儀正しくてそれでいて肝心な相談はきっちりできる。六高生のいい印象を受けたね。うちにきたらできる限り応援してあげようとおもえたね。六高生の中には他に負けない学力の子供たちがごく一部だが居る。彼らは中学時代確認試験で400を優に超えたがKJにだけは行きたくないという子供たちだ。全体としては残念ながらKJの出現とともに上位100人以上を持っていかれ、下からその分補てんしたということになったかなあ。一言で言うとやれば一流、やらねば三流というところかな。だから熱心についてくる子供は徹底的に鍛え上げて一流に近づけてきた。センターでうちの六高生は筆記とリスニングで200を超えるものも珍しくない。まさに「ざまあみろ」だろう。
 うちの息子は今高3で海外にいる。もしこちらの高校ならどこに行かせただろう。まあ運動や音楽とかいろいろ絡みがあるけれど、大学受験でいうならばもし六高に進学コースがあるのであれば文句なしに六高だ。でも待てよ。それがあればKJの存在は???だなあ。
 どこの生徒でもレインボー生はみんなかわいい。今日も男子2人を指導していたがほれぼれするくらいの集中力でついてきた。彼らの見通しは非常に明るい。まだ道半ばだから直接いわなかったがそうなんだ。人生がかかっている。高校格差は子供一人の自覚で補てんできるものではない。だから尚更レインボーに来たからには強いものは最強に 弱いものも1人前にしてやりたい。もちろんまともな範囲で今日までやってきた生徒に限るよ!いい加減なことで今頃つけが回ってきてもそれは知らない。現実はきびしいから。だって受験だもの、相手があるのだから。

                                    監督