明日から10月だ。今頃になってE判定がついていることの意味を君はわかっているか。あと3か月で間に合うとでも思っているのか。無理だから志望校をあきらめなさいとはっきり言われているととるほうが冷静ではないか。確率を統計から求めているのにそれを無視するのなら判定をもとめなければいい。前にも書いたが偏差値50もないようなレベルでは模試は時間とお金の無駄だ。足を洗って出直したほうがいい。やっぱりデータ上は無理なんだ。

そこで選択肢は3つ
(1)志望校をどんどん下げてどこかに入る。そういう大学は本も出ているが5年先あるのかどうかわからないとまで名指しで書かれているケースすらある。
(2)わずかな可能性を求めて詳細な科目設計をたててそれにかける。レインボー生で典型な逆転満塁パターンは英語筆記とリスニングで200を超えさせ他の科目をカバーする作戦。
(3)浪人する。プライドを持って!
 
 浪人についてはお金の問題や本人だけでなく親の方針もあろう。今となってはやっぱり1年生から2年のいい加減な日々のつけは取り戻せないのだから親も覚悟をして考えないといけない。
長い人生考えたとき浪人してでも自分の第1希望に進み充実した日々をすごせるのと、どうしても現役にこだわって全然足りない点数に合わせた下位の大学にすすむのとどっちが正しい人生設計かは明確だろう。浪人してもいける保証はないとよく言うがそれはこれからの3か月が答えを与えてくれるんだよ。
 2年生の諸君にはいつも言っているが来年のいまこうならないように今から徹底して勉強を積み上げなさい。3年生with E判定の諸君は(2)で述べた科目別設計を大至急組んで強い科目を作ることかなあ。実はそうなんだよ。私立も国立も、特に国立理系などの場合はやっぱり英語の高得点が最大の武器になっている。だって最大配点だろ。当たり前さ。

 最後にもう一つ。今、EやD判定でもっとも君が意識しないといけないことはズバリ君のその志望校はすでに全国の生徒たちで合格シートは埋まってしまっているということさ。今AやBがついている連中がこれから君とEを交換してくれるだろうか。彼らはますます磨きをかけて千載一遇のチャンスをとりにかかるだろう。そこを考えれば今日の話もちっとも厳しいことないだろう。冷静になりなさいといっているわけだ。