フランス研修①休暇意識の違い ゆうやの話し | 農が好きな人に役に立つ! 柴海農園のブログ

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千葉県印西市で旬の野菜セットと加工品を作ってます。レストラン向けの変わった野菜、甘糀ジャム、受託加工などさまざまな分野にチャレンジ中。


ボンジュール!フランス帰りの代表ゆうやです。無事に農園に戻ってくることができました!
仕事を2週間しないなんて就農をした時は考えてもいなかったのですごくリフレッシュ出来ました。
不在中に農園を守ってくれたスタッフの皆、子供を見ながら仕切ってくれた佳代には本当に感謝しています。ありがとう!

フランス、イタリア研修に行くことが決まったのは昨年2月頃。
農家仲間で行うはりまざかマルシェ(都内文京区の中勢以さんで毎週行っているマルシェ)メンバー
で野菜セットを共同で出荷しているのですが、そのお金を2年間積み立てて旅費の足しにしました。

行き先はフランスブルターニュ地方。夏は涼しく、冬は暖かいというとても恵まれた地域で畑作、酪農ともに盛んな場所です。
その地域で5件位の農家さんを見学しました。
育苗の仕方、土質、売り方似ているところも多いのですが、日本とは全く違っているところもありました。
特に違いを感じたのは「休暇」に対する意識の違い。
ある農業法人を見学した時のこと。
その農家は25ヘクタールの広大な土地で有機農業を営んでいました。
なんとスタッフはたったの5人!一人あたり5ヘクタール!
因みに柴海農園は3ヘクタールを5人くらいで回しています。
さぞ忙しいのでは?と思った私は「休みは有るのですか?」と訪ねてみました。

「週休2日で1年の間に5週間バケーションを取ります。」との返答が!
なんと!!こんなに広大で、人数も少ないのに、
5週間のバケーションも取れちゃうってどういうこと?と正直耳を疑いました。
その後日本人は長期休みはとるのか?と聞かれてそうですね。
年末年始の1週間くらいでしょうか。と答えるとフランス人はびっくりしたようで。。

彼らにとってはロングバケーションは必然な文化のようです。
農業=休みがないという現実は甘えなのでしょうか?
確かに生き物相手なので目を離せないときもありますが、
休みに対する執念があればそうなるように仕事を変えていくのでしょう。
少なくともフランスでは休みに対する執念を感じました。

以下農家さんの写真です


連棟ハウス 入口が全面空きます!


フランスの育苗の様子。
写真はマーシュ。 機械で成型し自動で種まきをします。
コンクリーとに直置きしてスプリンクラーで散水。
合理的ですね。。

こちらはカブ。あちらでは定植するものみたい。
日本のかぶの方が私は好きですが、この作り方、回転は速そう

レタス。マルチは4m幅くらいで余計な草が生えません。

②につづく