今週の野菜セット、柴海農園通信  | 農が好きな人に役に立つ! 柴海農園のブログ

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千葉県印西市で旬の野菜セットと加工品を作ってます。レストラン向けの変わった野菜、甘糀ジャム、受託加工などさまざまな分野にチャレンジ中。

今週の野菜セット

Sサイズ
・宮内菜
・大根
・葉付きニンジン
・ほうれんそう
・チンゲンサイ
・玉レタス
・葉玉ねぎ

Mサイズ(Sサイズに加えて)
・かぶ
・リーキ
・葉にんにく

柴海農園通信
そろそろ田んぼに水も入り始め、カエルの鳴き声も響きわたる時期ですね。
とは言ってもまだまだ夜は冷えるんですよね。服装の調整が難しい時期です。
さて今年の畑のスタートは雪の影響を取り戻しつつあります。強力な助っ人元料理人のしんやさんが週3日位でお手伝いに来てくれています。(以前ブログでも紹介した人です。)しんやさんは作業も早いし、体の動きも農家と同じように仕事ができる!万能選手。なにより一緒に作業をしていても話が尽きることはなく、とても作業しやすい方です。
とはいっても作付はすこし遅れていますね(・・;)ここらへんは自分の課題というか、農園の課題です。機械作業をする人、要は自分しかできない仕事がやっぱり多々あるのでその分野の仕事が追いついていない感じです。出荷日が週3日になったというのも要因としてはあります。

現状、このような状況ですのでお客さんを容易には増やせない状況となっています。これが今の柴海農園の力なんですね。無理に生産部門の売上を伸ばそう!と思っても体は一つ。今年は無理をせずに、現状の売り先を確保しつつ、農作業環境整備やシステム導入などで効率化を図って行きたいなと思います。
また野菜つくりも5年目に入りました。当初は1,2,3年と経験を積むごとにもちろん野菜つくりも上達していくんだろう!と思っていましたが、そんな単純なものではありませんでした!売り先ができれば、出荷作業も増える、作業時間が短かくなる、というサイクルです。当然作業の効率化が求められますが、もともと効率はよくない、少量多品目の野菜つくり。なかなか思うように効率を上げられないのが現状。でもそこは効率だけを求めていったら違う方向性に行ってしまうので、守るべきところなんですよね。

最近は肥料の施し方を試しているのですが、できるだけ少ない肥料分で野菜を作れないかなと思っています。野菜って魚に例えたら全部養殖魚なんです。天然物というと野菜では、山菜とかの部類に入るのでしょうか。養殖魚って人間が餌を与えて育てるものですよね。だったら野菜でも同じこと。でも餌の与え方、環境の整え方次第で天然物に近い品質を作ることはできると思います。柴海農園の野菜もできるだけ肥料を少なく抑え、体の細胞にしみ渡るような、優しいけど力強い野菜を作れたらいいなと思っています。 ゆうやでした!