リッチーブラックモアとわたし | 無能兵ブログ

リッチーブラックモアとわたし

このブログ読んでくれている人でも多分初耳かもしれないけど、わたくしDEEP PURPLEが大好きなんです。
出会いははっきり覚えていないけど大学生くらいから本格的にハマリはじめたと思う。

2017年のいま聴くとめっちゃくちゃ古臭い、というか実際古い。40年前の音楽ですから。懐古主義とか通り越して俺生まれてない。でも古さとカッコよさは関係ないのだ。めちゃかっこいい。

今日はリッチーの魅力について適当に語る。ギターソロのまとめ動画作ったんで良ければそれを聴きながら読んでいただけると幸い。



まず、テクニカル的なところから言えば超巧い。
プロアマ問わずその辺に溢れている凡百の速弾きギタリストと一番違うのは速弾きしててもめっちゃエモいところ。
常にタメたり突っ込んだりしてて、全然ピッチ保ってない。その揺らぎが凄いスピード感とノリを生み出している。

フレーズのセンスはもう説明不要と思う。DEEP PURPLEの名前すら知らない人でさえSMOKE ON THE WATERやBLACK NIGHTやBURNのリフは知ってる。40年の時を超えて愛されてる。今のバンドで40年後も愛されてるバンドってあるのだろうか。かなり少ないはず。
クラシカルなフレーズ(この動画で言うと1:55~のBURNのソロとか)をハードロックに持ち込んでヒットさせたのもDEEP PURPLEが最初。
24:46~の即興演奏も名演中の名演。クラシックっぽいなぁ~って聴いてたら綺麗にSMOKE ON THE WATERの爆音ギターに繋がっていくという。天才か。この即興演奏は美味しいフレーズだらけで、コピりにコピりまくった。

上のフレーズのセンスと被るが、リッチーの一番の魅力はライブでのアドリブ。
基本的にCD通りのソロは弾かない。で、何故かアドリブなのにCDよりカッコいい。CDは手ぇ抜いてんのか?笑
キャリアの後半(この動画で言うと20:55~)は明らかに手癖と経験で流して(悪く言えば適当に笑)弾いてるけど、それでもカッコいいから結果オーライなのである笑

性格的にはおおいに問題あるというエピソードが多いけど、ステージでのリッチーはお茶目で大好きです。
メンバーの控室の壁にウンコを塗りたくるのも、ステージ上のカメラマンに水をぶっかけるのも、ギターを爆発させるのもリッチーがお茶目だからである。

長くなりすぎた。身の回りにリッチー好きな人、いないんだもんなぁ。。。
DEEP PURPLEだけじゃなく、現代ではハードロックって過小評価されてると思う。古臭くて汗臭くてダサいって。
いやいや、カッケーよ!