少し前、私はバイトを辞めることを決めました。
まだ職場には伝えていませんでした。
次の仕事が決まっていたわけでもありません。
ただ、自分の中で「辞めよう」と決めただけです。
でも、不思議なことが起きました。
バイトを辞めると決めた次の日くらいに、世界ちゃんの講座に入ることが決まったんです。
もちろん偶然かもしれません。
でも私には、「何かを手放そう」と決めたことで、新しいものが入るスペースができたように感じました。
課題で見ていた『嫌なこと全部やめたらすごかった』という動画で、こんな話がありました。
何か新しいことを始めたいなら、まずはスペースを空けること。
冷蔵庫がいっぱいのままでは、新しい食材は入らない。
人生も同じで、何かを足す前に、まずは何かを手放す。
動画を見たときは、「なるほど、そういう考え方もあるんだ。」くらいに思っていました。
でも実際に自分の身に起きてみると、その言葉の意味が少し分かった気がしたんです。
ただ、一つ問題がありました。
辞めると決めたものの、なかなか職場へ連絡する勇気が出ませんでした。
「今日じゃなくてもいいかな。」
「もう少し考えてから送ろう。」
そうやって何日か過ぎてしまいました。
そして今日。
バイトに行く気が起きず、バイトを休む連絡をしました。
仮病のメールを送ると返ってきたのが、こんなメッセージでした。
「お大事にしてください。
10時出勤ですが普段何時起床ですか?
事実だったとしても寝坊という見え方になりますので早めにご連絡ください。」
以前の私なら、
「嫌な言い方するな。」
「なんでこんな言い方をするんだろう。」
そう思って、一日中イライラしていたと思います。
(だったら休むなよって感じなんですけどね)
でも今日は違いました。
そのメッセージを見た瞬間、
「あ、今送ろう。」
そう思えたんです。
ずっと送れなかった辞める連絡を、その勢いで送ることができました。
今思えば、あの返信がなかったら、私はまた「もう少し後で送ろう」と先延ばしにしていたかもしれません。
だから今は、不思議なくらいその出来事にも意味があったと思っています。
嫌な出来事だったはずなのに、私の背中を押してくれた出来事でした。
少し前の私なら、「最悪な一日のスタートだ…」で終わっていたと思います。
でも今は、出来事そのものではなく、その出来事をどう受け取るかで見える景色は変わるんだと感じています。
人生って、いいことだけがきっかけになるわけじゃない。
時には、自分が嫌だと思った出来事が、前に進むためのきっかけになることもある。
そんなことを、今日一日で学びました。
そして改めて思ったんです。
人生は、何かを始めたときではなく、「もう手放そう」と決めた瞬間から動き始めるのかもしれない。