平成29年度 藤沢断酒新生会 一般酒害相談研修会 | アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

私のアルコール依存症の回復とは幼少期からの生きづらさの克服です。
感謝の気持ち、素直な気持ち、謙虚な姿勢を忘れずに一日断酒を積み重ねていきます。

平成29年度 藤沢断酒新生会 一般酒害相談研修会

講演テーマが「あなたは子供にお酒をすすめていませんか?」だったので子供が居ない私には関係ない事かと思ったけど仲間に会いたいから行きました。
一般酒害相談研修会は講演を聞くことが目的ではないですからね。

研修会の冒頭に誓いの言葉「心の誓い」「家族の誓い」を読むのですが小学性くらいの小さい子供も母親と一緒に「家族の誓い」を読み上げていました。
こんな小さい子でもアルコール依存症の父親を母親と一緒に支えてるんだなぁと思ったら胸にジーンとくるものがありました。

講演テーマ:「あなたは子供にお酒をすすめていませんか?」
講師:精神科 医師 岩崎 正人 先生

岩崎先生はクリニックを閉業して今は学校などで若い世代に講演をしているみたいです。
アルコール依存症の治療から予防する立場に変ったのですね。

中学生の飲酒が多いみたいです。
・中学生の飲酒 57%
・月1~2回の飲酒 25%
・周1の飲酒 5%

この数字を聞いた時に中学生の飲酒の多さに驚いたけど私も中学2年から友達と飲んでいたのでそのくらいの数字になるのかなぁとも思いました。

講演の中で初めて聞く「駄賃酒」という言葉が出てきました。
酒を買いに行かせることですが私も幼い頃アルコール依存症で亡くした父に酒を買いに行かされていました。
「お駄賃あげるから酒買ってこい」だから駄賃酒って言うのかな?

中学生にアルコール依存症予防で以下の事をしているみたいです。
酒害教室
パッチテストで自分の体質を知る。
↑これは鎌倉逗子の講演で稗田先生も言ってたけど自分の体質を知る事は大切みたいです。
ちなみにアルコール依存症者の9割がアルコールに強い反応が出るみたいです。
当事者の話を聞く(同じ目線からの話)
↑中学生も先生の話より同世代の話(体験談)を熱心に聞く傾向にあるそうです。
ロールプレイ(劇)「想像上のある役柄を演じる」
↑お父さん役、子供役を演じてお父さんが子供にお酒を進めて子供がNOと言える練習です。

私が中学生の時、20数年前はアルコール依存症予防なんて聞いたことなかったです。
それだけアルコール依存症の問題が深刻で病気の理解を広めようとしているのかなとも思いました。

最後に子供にお酒を進めないためには…
①お酒を進めるのはやめましょう
②お酒を止め続けていく

子は親を見て育つ。
酒を飲んでは問題を起こしていたら子供に悪影響があるのは明らかな事です。
 

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平成29年度 藤沢断酒新生会 一般酒害相談研修会
日時:平成29年6月15日 午後7時~9時
会場:藤沢市保健所3階大会議室
参加人数:77名