平成29年度 川崎断酒新生会 地区別一般酒害相談研修会(第一回) | アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

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私のアルコール依存症の回復とは幼少期からの生きづらさの克服です。
感謝の気持ち、素直な気持ち、謙虚な姿勢を忘れずに一日断酒を積み重ねていきます。

平成29年度 川崎断酒新生会 地区別一般酒害相談研修会(第一回)

7日の水曜日に川崎の一般酒害相談研修会に行って来ました。

講演テーマ:『川崎市における依存症相談の連携について』
川崎市ではこういう取り組みをしてますよって話。
ヽ(  ̄○)ゞ。o○ファ~~♪

SMARPPの川崎版『だるま~ぷ』のテキストを頂いてきたので読んでみました。
・SMARPPは神奈川県立精神医療センターの松本俊彦が中心となって開発されている薬物依存症を主な対象とし認知行動療法の志向をもつ治療プログラム。

『だるま~ぷ』は川崎の精神保健福祉センターがアルコールバージョンに作り上げたプログラム。
漢字には全部ふりがなをつけてあり文字も大きくイラストを使って表現したりして読みやすい。
このテキストを使いながら、体験と学習を織り交ぜながらミーティングをする。

病院で勉強したなぁって思いながら『だるま~ぷ』読んでいました。

再飲酒するときは引き金ー思考ー渇望ー再飲酒という一連の流れがある。
再飲酒に結びつく引き金はたくさんあり、すべてを避けることは難しい。
もし引き金に出会ってアルコールの事を考えてしまった時の対処法として「思考停止法」がある。
大きくなった渇望に打ち勝つことは困難なので思考の段階でストップをかけることが大切という事。

いくつかの「思考停止法」が書いてあった。
せっかくなので引き金に出会った時に実際に使ってみて自分に合っているのを探してみることにしよう。

思考停止法1:スイッチ
スイッチやレバーの絵を頭に思い浮かべ、そのスイッチを切ると同時に、薬物やアルコールに関する考えを捨て去る。
思考停止法2:輪ゴム
輪ゴムを手首につけ、その輪ゴムをパチンとはじいて「だめ!」と言う。その後、気持ちをきりかえて何か別の事を考える。
思考停止法3:リラックス
息を深くすいこんで、ゆっくりと息を吐きだす、これを3回続けます。段々と張り詰めた気持ちが緩んでくるでしょう。
思考停止法4:電話
誰かに電話して気持ちを話す。話を聞いて欲しい時に電話できる人を何人かさがし、前もって頼んでおく。

そのほかに氷をかじる、外へ出て大声を出したり走ったりとか色々とある。
私はよく炭酸水を飲んでました。今も飲んでますが…
一番効くのは断酒会。
不安になったり落ち込んだりイライラしたりしたら例会で気持ちを吐き出すと気分はすっきり。
飲酒欲求が湧いてしまっても無理してでも例会に行って吐き出せばなんとかなる。

例会でデカい声で「お正月」を歌ったこともある(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪
渇望に打ち勝つことが出来たら自分に自信も付く。
行動こそが回復への道ではないのだろうか…
 

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平成29年度 地区別一般酒害相談研修会-川崎-(第一回)
日時:平成29年6月7日(水)19:00-20:45
会場:川崎市川崎区保健福祉センター パレール5階

 

 

 

参加人数:51名