昨日投稿した、14日(日本時間15日)にラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される3団体統一スーパーミドル級タイトル戦、サウル “カネロ” アルバレス(メキシコ)vs エドガー・ベルランガ(プエルトリコ/米)に絡む話の、ついでというか補足。
同じ興行のセミセミ(たぶん)にセットされているスーパーミドル級12回戦、前IBF王者/WBA5位 カレブ・プラント(32=米:22勝13KO2敗)vs WBA8位トレバー・マッカンビー(31=米:28勝21KO無敗1NC)が、WBA暫定王座決定戦に変更。
[セミは エリスランディ・ララ(キューバ/米)vs ダニー・ガルシア(米)のWBAミドル級タイトル戦の筈、おそらく]
今日、空き時間にたまたまWBAのホームページに行ってみたら、現地時間10日の発信情報として掲載されていたのに今ごろ気付いた、という次第でしたが…
(そんなのもう知ってるよ、という方はご容赦ください)
何と言うか、WBAは本当に完全に 1階級1王者制の公約を反古にし、元の木阿弥に堕ち戻ったな~と改めて再認識。
これが次期挑戦者決定戦などであればまだ解るものの… 何でここで暫定王座を設置するの?の疑問に対する説明はもちろんナシ。
(因みに現時点のWBAの指名挑戦者は、同じリングでカネロに挑むベルランガ)
何にしても、4統括団体の中で一番歴史があるWBA(設立:1921年)が 2番目のWBC(設立:1963年)と腐敗凋落のトップを争っている現実には溜め息のみ。
WBCなど、運悪くメジャースポーツと被ってしまっただけとはいえ世の大部分の認識はワールド・ボクシング・カウンシルではなくワールド・ベースボール・クラシック、ボクシングファンとしたらしっかりしろと言いたいくらいなのに、あんな体たらくじゃやっぱりムリかな、という感じです。