正式発表:11/16 “リヤド ・シーズン” スルド・ラミレス vs ビラム=スミス | ボクシング・ダイアローグ

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11月16日(日本時間17日):サウジアラビア・リヤドのザ・ヴィニューで開催される “リヤド・シーズン”「ラティノ・ナイト」興行の対戦カードが正式発表。

 

 

◇WBA&WBO世界クルーザー級王座統一戦◇

 

WBA王者

ヒルベルト “スルド” ラミレス

(33=メキシコ:46勝30KO1敗)

vs

WBO王者

クリス・ビラム=スミス

(34=英:20勝13KO1敗)

 

ラミレスは8月に 1位ユニエル・ドルティコス(キューバ)との指名戦の入札を予定していたものの、ドルティコス側が待ち料の支払い&指名挑戦権の維持を条件にラミレスvsスミスを先に開催することを受け入れ、2冠統一戦が実現。

 

(ラミレスvsスミスの勝者には、次戦でドルティコスの挑戦に応じる義務あり)

 

ラミレスは今年3月の前戦でアルセン・グラミリアン(アルメニア/仏)に判定勝ち、クルーザー転級の初戦でWBOスーパーミドル級に続く2階級制覇を達成、今回は2団体統一戦と同時にタイトル初防衛戦。

 

対するスミスは6月にリチャード・リアクポー(英)を判定で退けて以来となり、同様に統一戦と共にタイトル3度目の防衛戦。

 

 

◇WBO世界ミニマム級タイトルマッチ◇

 

王者

オスカー・コラゾ

(27=プエルトリコ:10戦全勝7KO)

vs

挑戦7位

エドウィン・カノ・エルナンデス

(試合時27=メキシコ:13勝4KO2敗1分)

 

コラゾは今年6月、ヘラルド・サパタ(ニカラグア)に判定勝ちして以来のタイトル4度目の防衛戦、7月にマイケル・カルモナ(ニカラグア)を4ラウンドTKOで下して以来のエルナンデスは世界初挑戦。

 

 

◇スーパーライト級12回戦◇

 

IBF1位/WBO4位/WBC7位/元WBC&WBO同級王者

ホセ・カルロス・ラミレス

(32=米:29勝18KO1敗)

vs

WBO1位/IBF4位/WBC8位

アーノルド・バルボサJr.

(32=米:30戦全勝11KO)

 

 

◇ライト級10回戦◇

 

WBA&WBC&IBF&WBO1位

ウィリアム・セペダ

(28=メキシコ:31戦全勝27KO)

vs

元IBFスーパーフェザー級王者

テビン・ファーマー

(34=米:33勝8KO6敗1分1NC)

 

 

◇スーパーライト級12回戦◇

 

WBA1位/WBC33位

ケネス・シムズJr.

(30=米:21勝8KO2敗1分)

vs

オスカー・ドゥアルテ

(28=米:27勝22KO2敗1分)

 

 

クルーザー初戦で全勝王者グラミリアンを攻略し戴冠したスルド、しかし流石にちょっと重く適応できていなかった感も少なくなく、このタイミングでナチュラル・クルーザーのスミスと戦うのは結構しんどいかも。

 

ビッグマッチというほどのカードはない興行となりましたが、個人的にはラミレスvsバルボサJr.や、ターゲットをWBC王者 シャクール・スティーブンソン(米)に絞ったらしい?セペダの出来に注目。