IBFがライトフライ級王者 シベナティ・ノンティンガと矢吹正道に対戦指令 | ボクシング・ダイアローグ

ボクシング・ダイアローグ

観戦記・展望・プレイバックなどなど・・・

 

IBF[国際ボクシング連盟]が、ライトフライ級王者 シベナティ・ノンティンガ(25=南アフリカ:13勝10KO1敗)と 2位/元WBC同級王者 矢吹正道(31=LUSH緑:16勝15KO4敗)の両陣営に対戦を指令。

 

ノンティンガは、次戦は WBO王者 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ=先日タイトル王座を返上し、フライ級に転級)と2団体統一戦を計画、6月15日開催が内定と一部で伝えられていたながら、最終的にゴンサレスがファイトマネーに難色を示したことで正式決定に至らず…

 

代わってWBAスーパー&WBC王者 寺地拳四朗(BMB)選手との3団体統一戦、もしくは矢吹選手との防衛戦に方向変換?という話が聞こえていた近況でしたが、そういうタイミングでIBFから指令を受けた形。

 

本来なら、挑戦者決定戦に勝ち指名挑戦権を獲得している1位 クリスチャン・アラネタ(比)との対戦指令だった?かもしれなかったものの、アラネタは拳の負傷で暫く戦線から離脱するらしく、そのへんの事情も踏まえて 2位の矢吹選手が先回しされたように思われる感じ。

 

交渉期限は 7月19日(日本時間20日)となっていますが、寺地選手はWBCから打診されている空位のWBCフライ級王座決定戦を選択する可能性が高いようなので、そうした状況からしてもノンティンガ陣営がvs矢吹にスンナリ応じそうなイメージ。

 

矢吹選手も、減量苦からフライ級への転級も示唆しつつ、目標は世界王者返り咲きとコメントしており、余程のことでもない限りこの指名挑戦チャンスを見送るという選択肢はない筈。

 

ノンティンガ側は、寺地選手にしろ矢吹選手にしろ日本での試合になる前提でいたらしいため、そういう部分も含め、交渉はスムーズに進みそうな気がするんですが…?