正式発表:8/10 ルイス・アルベルト・ロペス vs アンジェロ・レオ[IBFフェザー級] | ボクシング・ダイアローグ

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IBF世界フェザー級タイトルマッチ、王者 ルイス・アルベルト・ロペス(30=メキシコ:30勝17KO2敗)vs 挑戦者10位/元WBOスーパーバンタム級王者 アンジェロ・レオ(30=米:23勝11KO1敗)が 8月10日(日本時間11日):米ニューメキシコ州アルバカーキのティンレー・コロシアム開催でトップランクから正式発表。

 

22年12月、ジョシュ・ウォーリントン(英)を判定で下して王座奪取した〝 El Venado(鹿)〟ロペスは、今年3月に阿部麗也(KG大和)選手に8ラウンドTKO勝ちして以来となるタイトル4度目の防衛戦。

 

レオは、20年8月にトレメイン・ウィリアムス(米)との決定戦を判定で制して空位のWBOスーパーバンタム級王座を手に入れるも、翌年1月にスティーブン・フルトン(米)に判定負けして陥落、再起後は一時期ブランクをつくったものの現在4連勝中で、判定勝ちした今年4月のvsエドゥアルド・バエス(メキシコ)以来のリング。

 

リキんだ大振りパンチで突進するファイタースタイルのロペスは、4団体統一スーパーバンタム級王者 井上尚弥(大橋)選手との対戦希望をたびたびアピール、やりたいならそっちからクラスを下げて来いという話だとモンスターに一蹴されたうちの1人ですが… 少なくとも現状は、フェザー級のトップを張る立ち位置。

 

一方のレオは、派手さはないながらも堅実さではロペスを上回り、今回はさらに生まれ故郷アルバカーキでの2階級制覇挑戦ということもあって、決してただのアンダードッグではない感も少なからず。

 

現時点でモンスターと絡めて考えるのは時期尚早とはいえ、近い将来の展望を見通すために注目しておきたいのに加え、単に対戦カードとしても豪快vsコンパクトの対象的な組み合わせは興味深く、できるなら観たい一戦です。
 

なお、興行のセミファイナルにはスーパーライト級10回戦、WBC10位 リンドルフォ・デルガド(29=メキシコ:20戦全勝15KO)vs ブライアン・フローレス(試合時28=メキシコ:26勝15KO無敗1分)のメキシカン対決がセット。