トリプル世界戦前日計量:井上拓真vsアンカハス サンティアゴvs中谷潤人 田中恒成vsバカセグア | ボクシング・ダイアローグ

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明日の24日、東京:両国国技館で開催されるトリプル世界戦イベント「Prime Video Presents Live Boxing 7」の前日計量が東京ドームホテル(東京都文京区)で行われ、出場する6選手が揃って一発パス。

 

 

◇WBA世界バンタム級タイトルマッチ◇

 

王者 井上拓真

(28=大橋:18勝4KO1敗)

 

挑戦者9位 ジェルウィン・アンカハス

(32=比:34勝23KO3敗2分)

 

*ともに 53.4キロ(リミット約100グラムアンダー)

 

井上選手はタイトル初防衛戦、アンカハスは勝てばIBFスーパーフライ級に続く世界2階級制覇。

 

イメージ的には 5.5:4.5 くらいで井上選手が若干優位のような気もするものの、バンタムに上げても総合力が落ちていない前提であれば、個人的な予想は逆に 6:4 ほどでアンカハス。

 

大まかに 小~中差の判定 or KO/TKOならアンカハス、際どめの判定で井上、という予想です。

 

 

◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ◇

 

王者 アレハンドロ・サンティアゴ

(28=メキシコ:28勝14KO3敗5分)

 

*53.4キロ(リミット約100グラムアンダー)

 

挑戦者1位 中谷潤人

(26=M.T:26戦全勝19KO)

 

*53.3キロ(同200グラムアンダー)

 

サンティアゴはタイトル初防衛戦、中谷選手は勝てばWBOフライ&スーパーフライに続く世界3階級制覇。

 

体格やスピード等の要素で上回る中谷選手が、ラフな接近戦が持ち味の小柄なサンティアゴを捌いてポイントアウトしそうなイメージ。

 

7:3 くらいで明白に中谷選手が有利=中~大差で判定勝ちの線が一番高いとみますが、カウンターやヒッティングの積み重ねで後半~終盤に仕留める可能性も充分ありそう。

 

 

◇WBO世界スーパーフライ級王座決定戦◇

 

1位 田中恒成

(28=畑中:19勝11KO1敗)

 

2位 クリスチャン・バカセグア

(26=メキシコ:22勝9KO4敗2分)

 

*ともに 52.0キロ(リミット約100グラムアンダー)

 

田中選手は、勝てばWBOミニマム&ライトフライ&フライ級に続く世界4階級制覇。

 

[元世界6階級王者 オスカー・デ・ラ・ホーヤ(米)氏の24戦を越える史上最速の21戦&史上初のWBOだけによる4階級制覇]

 

バカセグアは、9連勝4KOで迎える初の世界タイトル戦。

 

数試合分をざっとチェックしてみた限り、バカセグアはけっこう打って出るにしろバリエーションがかなり画一的だったりなど世界レベル的にはどうかな~な感じだったため、自分としては 7:3 かそれ以上の割合で田中選手が有利な印象。

 

ウィークポイントの打たれ脆さをしっかりカバーできる前提で、順当なら田中選手が後半~終盤のストップ、もしくは明白な判定で勝利する確率がかなり高そうに思います。

 

 

イベントの模様は、プライムビデオが18時から生ライブ配信開始の予定。

 

[ 配信の第1試合はアンダーカードのバンタム級8回戦、ジョナス・スルタン(比)vs 増田陸(帝拳)]