4月17日：後楽園ホールで開催される興行で、WBCフェザー級9位／WBA10位／前OPBF王者 堤駿斗（24＝志成：4戦全勝1KO）vs WBA9位／元WBAバンタム級スーパー王者 アンセルモ･モレノ（38＝パナマ：43勝15KO6敗1分）の同級10回戦が正式発表。
アマ13冠からプロに転向、3戦目でOPBF王座を獲得（世界挑戦に備え、今月5日に返上）した堤選手は、プロ4戦目での初KO勝利となった昨年大晦日の vsルイス･モンシオン･ベンチャーラ（ドミニカ共和国＝3ラウンドTKO勝ち）以来のリング。
かつて元WBCバンタム級王者 山中慎介（帝拳）氏と2度対戦（2ｰ1判定負け＆7ラウンドTKO負け）した経験を持つモレノは、その後スーパーバンタムを経てフェザー級に上げ、WBAラテンアメリカ王座を獲って再浮上、7連勝3KOで迎える今回は、ウーゴ･ベリオ（コロンビア）とのチェーンナップに判定勝ちして以来のリング。
アマのスーパーエリートからプロ世界を目指す堤 vs WBA王者時代にタイトルを12度防衛した実績（その王座の陥落後、山中氏に挑戦）を持つベテランの古豪〝チェミート（亡霊）〟モレノ、という図式ですが…
キャリア差に加え、プロで初めてのサウスポーとの対戦、といった部分に堤選手がどう対処していくのか、今後を占う上でも注目しておきたい一戦です。
なお、興行の模様はABEMAで無料生配信されるとのこと。