3月30日(日本時間31日):米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナでスケジュールされているプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)主催の大注目ノンタイトルマッチ+トリプル世界タイトル戦(但し うち1つは暫定王座決定戦)イベントに、さらに世界戦が1つ追加。
[昨年12月にボクシング中継から撤退したショータイムに変え、PBCが新たに複数年契約を締結したアマゾン・プライム・ビデオと組んでの最初の興行]
発表されたのは、WBC世界フライ級タイトルマッチ、王者 フリオ・セサール・マルティネス(29=メキシコ:20勝15KO2敗2NC)vs 挑戦者13位 アンヘリノ・コルドバ(28=ベネズエラ:18勝12KO無敗1分)。
この一戦はもともと昨年12月のPBC興行にセットされていたのが、マルティネスのアメリカ入国ビザ不備のために延期となった経緯があり、改めて3月のイベントに組み込み直された形。
昨年5月にロナル・バティスタ(パナマ)を11ラウンドTKOで下して以来となるマルティネスは、これが6度目のタイトル防衛戦。
対するコルドバは昨年4月、元WBOライトフライ級王者 アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に判定勝ちして以来のリングとなり、世界タイトル初挑戦。
カード的には特段のインパクトはないにしても、この試合の追加によってイベントはセミファイナル以下のアンダーに世界戦が4つとなり、さらに豪華さがアップ。
また、日本選手との絡みも深いフライ級&好戦的ファイターのマルティネス、という部分からすると、日本のファン的にはこのクラスの今後の占う材料と同時に好ファイトも期待できる一戦… という感じでは?と思います。
以下、ついでに同興行の主要カード/他の世界戦をもう一度おさらい。
[メインイベント:155ポンド契約ノンタイトル12回戦]
WBO世界スーパーウェルター級王者
ティム・チュー
(29=豪:24戦全勝17KO)
vs
WBA同級2位/元WBA&WBCウェルター級王者
キース・サーマン
(35=米:30勝22KO1敗1NC)
[セミファイナル?:WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ]
休養(正規?)王者
ローランド・ロメロ
(28=米:15勝13KO1敗)
vs
挑戦者WBAライト級1位
イサック〝ピットブル〟クルス
(25=メキシコ:25勝17KO2敗1分)
[セミセミ?:WBA世界ミドル級タイトルマッチ]
王者
エリスランディ・ララ
(40=キューバ:29勝17KO3敗3分)
vs
挑戦者1位
マイケル・ゼラファ
(32=豪:31勝19KO4敗)
[当初発表時のPPV第1試合:WBCスーパーウェルター級暫定王座決定戦]
2位
セルヒイ・ボハチュク
(28=ウクライナ:23勝23KO1敗)
vs
3位/前WBC暫定王者
セバスチャン〝タワーリング・インフェルノ〟フンドラ
(26=米:20勝13KO1敗1分)