正式発表:4/20 デビン・ヘイニーvsライアン・ガルシア[WBCスーパーライト級タイトル戦] | ボクシング・ダイアローグ

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WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ、王者 デビン・ヘイニー(25=米:31戦全勝15KO)vs 挑戦者6位/元WBCライト級暫定王者 ライアン・ガルシア(25=米:24勝20KO1敗)が、4月20日(日本時間21日)に米ネバダ州ラスベガスでスケジュールされているゴールデンボーイ・プロモーション&マッチルーム興行で決定。

 

(会場は現状まだ未定)

 

ヘイニー戦を要望していたガルシアが一転してWBA同級王者 ローランド・ロメロ(米)への挑戦希望を表明、対戦交渉を棒に振られたヘイニーが憤激して決裂した… という経緯が伝えられていたため、また話が元に戻り今度はまとまった、と聞かされてもちょっと疑わしさがあったものの、どうやら正式に決まった模様。

 

昨年12月、レジス・プログレイス(米)を判定で破り王座を獲得したヘイニーは、間もなくして保持するライト級の4団体タイトルを返上:スーパーライト転級を選択、その戴冠戦以来となる初防衛戦。

 

対するガルシアも昨年12月にオスカル・ドゥアルテ(メキシコ)を8ラウンドで沈め、その前戦でジェルボンテ〝タンク〟デービス(米)に7ラウンドKO負けで喫した初黒星から再起、それ以来となる今回は正規の世界タイトル初挑戦。

 

負けずにテクニカルに勝つ、誰がやっても攻略が難しいスタイルに磨きがかかっているヘイニー vs 不安定さが払拭されず試合の出来にムラがある、パワー頼みの傾向が強いガルシアという図式につき、勝敗予想はかなりハッキリとヘイニー有利に偏りそうですが…

 

順当な決着がある一方で波乱も当然のように起こるのがボクシング、人気では数段上を行くSNS王のガルシアが強打を決めて本業でも王座奪取なるか、技と力の対決はやはり注目の一戦です。

 

なお、ガルシアに都合よく名前を使われた格好のロメロは、3月30日(日本時間31日)に同じくラスベガスで開催されるティム・チュー(豪)vs キース・サーマン(米)がメインのプレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行のアンダーに出場、イサック・クルス(メキシコ)との防衛戦が先立って発表済み。