謹賀新年。
旧年中はたくさんの方々にお越し頂き、ありがとうございました。
先行きの見通しは全く不透明ながら、今のところブログは継続する意向でおりますので、本年もよろしくお願いいたします。
さて、2024年(令和6)最初の月は、興行数自体はだいぶ少なめですが、大阪のビッグイベントを中心に、海外でも本格志向のファンが注目するカードがコンスタントに開催。
主なものをピックアックしてみましたので、ご参考まで。
[正式発表時の情報をもとに、現時点でスケジュールどおり開催予定であることを確認していますが、急な延期やキャンセル、その他ランキング等の変動といった部分については予めご留意ください]
6日(日本時間7日)
ヴァージン・ホテルズ・ラスベガス:米ネバダ州ラスベガス
◇スーパーウェルター級12回戦◇
WBAスーパーウェルター級3位
バージル・オルティスJr.
(25=米:19戦全勝全KO)
vs
フレデリック・ローソン
(34=ガーナ:30勝22KO3敗)
◇WBA世界スーパーライト級王座決定戦◇
1位
オハラ・デービス
(31=英:25勝18KO2敗)
vs
3位
イスマエル・バロッソ
(40=ベネズエラ:24勝22KO4敗2分)
他、アンダーカードのスーパーライト級10回戦に同級上位ランカーのアーノルド・バルボサJr.(米)、スーパーミドル級10回戦に歴戦の強豪セルゲイ・デレビャンチェンコ(ウクライナ)が出場。
13日(日本時間14日)
ビデオトロン・センター:加ケベック州ケベックシティ
◇WBC&IBF&WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ◇
王者
アルツール・ベテルビエフ
(38=露/加:19戦全勝全KO)
vs
挑戦者WBC1位/前WBAスーパーミドル級王者
カラム・スミス
(30=英:29勝21KO1敗)
◇WBO世界バンタム級タイトルマッチ◇
王者
ジェイソン・モロニー
(32=豪:26勝19KO2敗)
vs
挑戦者10位
サウル・サンチェス
(26=米:20勝12KO2敗)
20日
後楽園ホール:東京
◇WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦◇
1位
藤田健児
(試合時30=帝拳:5戦全勝3KO)
vs
2位
ジョセフ・アンボ
(27=比:13勝8KO3敗1分)
◇ライトフライ級8回戦◇
WBC&WBOライトフライ級1位
岩田翔吉
(27=帝拳:11勝8KO1敗)
vs
IBF&WBAミニマム級8位/元IBFミニマム級王者
レネ・マーク・クアルト
(27=比:21勝12KO4敗2分)
他、アンダーカードにOPBFライト級王座決定戦:鈴木雅弘(28=角海老宝石:9勝6KO1敗1分)vs ロルダン・アルデア(29=比:18勝10KO9敗2分)もセット。
23日
エディオンアリーナ大阪:大阪
◇WBA&WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ◇
王者
寺地拳四朗
(31=BMB:22勝14KO1敗)
vs
挑戦者WBA1位/元WBA同級王者
カルロス・カニサレス
(30=ベネズエラ:26勝19KO1敗1分)
◇WBA世界フライ級タイトルマッチ◇
王者
アルテム・ダラキアン
(36=ウクライナ:22戦全勝15KO)
vs
挑戦者1位
ユーリ阿久井政悟
(28=倉敷守安:18勝11KO2敗1分)
◇121ポンド(スーパーバンタム級リミット1ポンドアンダー)契約8回戦◇
WBAバンタム級13位/WBO14位
ルイス・ロブレス
(25=メキシコ:15勝5KO2敗1分)
vs
WBOアジアパシフィック同級5位/OPBF6位/日本7位/WBC39位
那須川天心
(25=帝拳:2戦全勝)
◇54.5キロ契約8回戦◇
日本バンタム級11位
与那覇勇気
(33:13勝8KO5敗1分)
vs
辰吉寿以輝
(27=大阪帝拳:14勝10KO無敗1分)
25日(日本時間26日)
モントリオール・カジノ:加ケベック州モントリオール
◇NABFスーパーミドル級タイトルマッチ◇
WBA2位/WBC3位/IBF4位/WBO5位/NABF王者
エリック・バジニャン
(28=アルメニア/加:31戦全勝22KO)
vs
元WBCインターナショナル・ミドル級王者
ビリー・ファクンド・ゴドイ
(37=亜:41勝20KO7敗)
◇WBAインターナショナル・ライトヘビー級王座決定戦◇
4位
アルベルト・ラミレス
(31=ベネズエラ:17戦全勝15KO)
vs
6位
チャールズ・フォスター
(33=米:22勝12KO1敗)
26日
ヌスター・リゾート&カジノ:比セブシティ
◇ IBFライトフライ級挑戦者決定戦◇
IBF4位
クリスチャン・アラネタ
(28=比:23勝18KO2敗)
vs
IBF9位
アルビン・マグラモ
(27=比:17勝11KO1敗1分)
◇OPBFバンタム級タイトルマッチ◇
王者
フローイラン・サルダール
(34=比:34勝24KO7敗1分)
vs
挑戦者/前王者
栗原慶太
(31=一力:17勝15KO8敗1分)
27日(日本時間28日)
フットプリント・センター:米アリゾナ州フェニックス
◇スーパーミドル級12回戦◇
WBO1位/WBC2位/元WBOスーパーウェルター級王者
ハイメ・ムンギア
(27=メキシコ:42戦全勝33KO)
vs
WBO&WBC8位/元WBO同級暫定王者
ジョン・ライダー
(35=英:32勝17KO6敗)
◇WBO世界ミニマム級タイトルマッチ◇
王者
オスカー・コラゾ
(試合時27=プエルトリコ:8戦全勝6KO)
vs
挑戦者10位
レイネリス・グティェレス
(?=ニカラグア:10勝2KO1敗)
他、新年の国内興行の第1弾となる9日:後楽園ホールの保田克也(大橋)vs 佐伯瑠壱斗(岐阜横関)のWBOアジアパシフィック・ライト級タイトル戦など。
個人的な注目カードは、海外はベテルビエフvsスミス、国内は1/23大阪興行の特に寺地vsカニサレスとダラキアンvs阿久井という感じですが…
クラスを上げて復帰する19戦全KOのバージル・オルティスJr.、今年こそは2階級制覇挑戦を実現させたいムンギアの他、勝者は日本の有力どころと対戦の可能性が充分あるモロニーvsサンチェスなども要チェック。
[新年を祝して分福、もとい〝分運〟:先月=去年の一番最後に引いた御籤ですが、きっと効力は継続中の筈]