WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者 矢吹正道（29＝緑：13勝12KO3敗）vs前王者/1位 寺地拳四朗（30＝BMB：18勝10KO1敗）が3月19日・京都市体育館で正式決定。
今日24日、矢吹/寺地両選手とプロモーターの山下正人・真正ジム会長が大阪市内のホテルで会見し、発表したもの。
昨年9月22日の対戦では、矢吹選手が10ラウンドTKO勝ちで王座を奪取、寺地選手は9度目のタイトル防衛に失敗。
その試合の約2週間後、寺地陣営が矢吹選手の故意のバッティングを訴える騒動があり（日本ボクシングコミッションが「故意とは認定できない」と裁定し、形式的に決着）、そうした事情と寺地選手の実績などを考慮したWBCが早い時点でダイレクトリマッチを認可していた経緯がありました。
前回は、寺地選手が本来の試合日（9月10日）間近に新型コロナに感染（8月25日に陽性判定）するアクシデントがあったものの、軽症だったこともあり僅か12日間の延期で矢吹戦を催行。
そのへんが試合に影響した（敗因のひとつになった）のでは？と見る向きも少なくなかったようで（寺地選手本人は否定）、今回は両者ともに万全の状態での再戦が期待されるところ。
バッティング質問状の件で、あまり好ましくない注目のされ方をした一面も相当にありましたから、クリーンファイト＆明白な決着も望まれます。
ついでに、前回は当日の地上波生中継はナシ、カンテレドーガの有料ライブ配信（2200円）だけだったので、今回はどこかの局で全国で普通に観れるように・・・ そこも希望。
（ウチは相変わらず地上波も衛星もTVは一切映らない状況のままにつき、自分的にはそもそも無関係ですが）
なお、オミクロン株の激増で新型コロナウイルス感染が急拡大中ながら、山下会長は「今のところ100％の観客動員を計画している」とコメントしたとのこと。
試合まであと2ヶ月弱・・・
それまでに、新型コロナが終息することは流石にないとしても、せめて拡大に歯止めがかかって減少するくらいに改善してほしいものです。