11月6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催される世界スーパーミドル級王座4団体統一戦、WBAスーパー&WBC&WBO王者 サウル〝カネロ〟アルバレス(メキシコ)vs IBF王者 カレブ・プラント(米)。
21日(日本時間22日)、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたその記者会見で、両者が「乱闘」騒ぎ。
恒例のフェイスオフで、ラフなポロシャツ姿のカネロとスーツ姿のプラントが至近距離で約40秒の睨み合い。
サングラスを外したカネロが二言三言を投げかけた直後、両手でプラントを大きく突き飛ばす〝先制攻撃〟。
4、5歩後退したプラントは体勢を直して歩み寄るとカネロに左フック、これをスウェイでかわしたカネロは直後に左ショート→被せる右フック(ビンタ)で反撃。
関係者や警備員が制止に入りそこでストップとなったものの、サングラスを飛ばされたプラントは右目の下をカットして出血。
(ほんのかすり傷だったようですが)
プラントは会見中からカネロを「ドラッグチート(薬物使用のイカサマ野郎)」などと挑発、対するカネロは「11月6日、君は俺のレベルではないことを見ることになるだろう。約束するよ」と余裕で応じていたようですが・・・
とはいえ、一瞬は感情的になってしまった部分はあるかもしれないにせよ、なんか乱闘まがいはイベントの盛り上げのためにやったような気も。
(因みに、このドタバタはネットに上がっていたので見ました。それから受けた印象です)
カネロはキャリア最高額、プラントもこれまでの実績からしたら不釣り合いな高いファイトマネーをとる反面、試合自体はカネロ圧倒的有利の予想になっている筈で・・・
また、現時点でShowtimeのPPV価格は75ドル以上が見込まれているらしく、そのへんをペイするためにも注目を集めないといけない訳ですから・・・ 乱闘も演出込みなんじゃ?と思えてくるのは普通?かと。
まあ、殴りかかって実際に当ててしまうケースは、そんなにはないかもしれませんけど。
ずいぶんと前の、エリック・モラレスvsマルコ・アントニオ・バレラの会見を思い出しました。