五月のある日、審神者ギョリイは 「オラ、五月病だっぺ……」 と呟き、こてんと大の字に寝転がった。
近侍の山姥切国広は眉間に皺を寄せた。
「五月病って……何だ?」
「五月病とは、新生活の疲れが出て何もしたくなくなる病気だっぺ……。よって、オラはしばらく審神者の仕事は休業するっぺな……」
「は?」
「ナマズオ族も五月病になるっぺよ……五月病ナマズオだっぺ……」
そう言うと、ギョリイはポーキースーツのむちむちボディを床に沈め、ナマズオマスクの目を半分閉じ、動かなくなった。
「いや、待て。内番決めはどうする?」
「しないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「遠征は?」
「行かないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「演練は?」
「無理っぺ……五月病ナマズオだから……」
「鍛刀も?」
「オラの心は今、無の境地……刀なんて生み出せないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「……」
山姥切国広は 「この主、真面目に何もやらない気だな……」 と確信した。
本丸の運営を支える審神者が五月病(?)で動かないとなると、確実に支障が出る。
「いい加減にしろ!」と怒鳴りたいところだが、無理に動かせば、後で余計に面倒になるのは目に見えている。
「主、何ならできるんだ?」
「何も……できないっぺ……オラ、もうナマズオの意識すら薄れ……」
「お前は今何を言っているんだ」
山姥切国広は深くため息をついた。
「こういうときは、別のアプローチを考えた方がいいな……」
ーーそして、数十分後。
庭から聞こえてきたのは、ナマズオ太鼓のリズム だった。
「ドンドン、カッカ! ドンドン、カッカ!」
ギョリイは、微動だにせず寝転がっていたが、しばらくすると 「……うぺ?」 とわずかにナマズオマスクの目が動いた。
「主。庭で 『ナマズオ踊り祭り』 を開催する。あんたも踊れ。」
「踊り……?」
「そうだ。本日より、五月病ナマズオを吹き飛ばすための『ナマズオ健康週間』を実施する!」
「そ、そんな……オラは五月病ナマズオだから……」
「いや、あんたはナマズオ踊りをすると元気になるだろう?」
「そ、そんなこと……」
「ドンドン、カッカ! ドンドン、カッカ!」
庭では、不動行光と加州清光、大和守安定がすでにナマズオ踊りを開始していた。
三日月宗近まで微笑みながら「ふふ、面白そうだな」と足を動かしている。
「ナマズオ踊り祭りには『さつまおいもスイーツ屋台』もあるぞ」
「……」
「さらに、本日限りの 『モロコシ様焼き祭り』 も開催する!」
「……っ!!!」
ギョリイは びくん!! と反応した。
モロコシ様焼き……それは 焼きとうもろこしを最高の状態で仕上げた神の食べ物 ……!!
「祭り……」
「そうだ、祭りだ。あんたの大好きなナマズオ文化を広めるチャンスだ」
「……」
ギョリイは、のそのそと起き上がった。
そして、ポーキースーツのむちむちあんよを動かし、あゆみよりステップ で庭に向かった。
「五月病ナマズオは、今日だけ祭りナマズオになるっぺ……」
その後、ギョリイは 『五月病ナマズオを吹き飛ばせ! 大ナマズオ踊り大会』 にノリノリで参加し、すっかり元気を取り戻した。
……が、翌日。
「オラ、今度は『六月病ナマズオ』になったっぺ……」
山姥切国広は 「……六月はまだまだ先だ」 と頭を抱えたのだった。
近侍の山姥切国広は眉間に皺を寄せた。
「五月病って……何だ?」
「五月病とは、新生活の疲れが出て何もしたくなくなる病気だっぺ……。よって、オラはしばらく審神者の仕事は休業するっぺな……」
「は?」
「ナマズオ族も五月病になるっぺよ……五月病ナマズオだっぺ……」
そう言うと、ギョリイはポーキースーツのむちむちボディを床に沈め、ナマズオマスクの目を半分閉じ、動かなくなった。
「いや、待て。内番決めはどうする?」
「しないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「遠征は?」
「行かないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「演練は?」
「無理っぺ……五月病ナマズオだから……」
「鍛刀も?」
「オラの心は今、無の境地……刀なんて生み出せないっぺ……五月病ナマズオだから……」
「……」
山姥切国広は 「この主、真面目に何もやらない気だな……」 と確信した。
本丸の運営を支える審神者が五月病(?)で動かないとなると、確実に支障が出る。
「いい加減にしろ!」と怒鳴りたいところだが、無理に動かせば、後で余計に面倒になるのは目に見えている。
「主、何ならできるんだ?」
「何も……できないっぺ……オラ、もうナマズオの意識すら薄れ……」
「お前は今何を言っているんだ」
山姥切国広は深くため息をついた。
「こういうときは、別のアプローチを考えた方がいいな……」
ーーそして、数十分後。
庭から聞こえてきたのは、ナマズオ太鼓のリズム だった。
「ドンドン、カッカ! ドンドン、カッカ!」
ギョリイは、微動だにせず寝転がっていたが、しばらくすると 「……うぺ?」 とわずかにナマズオマスクの目が動いた。
「主。庭で 『ナマズオ踊り祭り』 を開催する。あんたも踊れ。」
「踊り……?」
「そうだ。本日より、五月病ナマズオを吹き飛ばすための『ナマズオ健康週間』を実施する!」
「そ、そんな……オラは五月病ナマズオだから……」
「いや、あんたはナマズオ踊りをすると元気になるだろう?」
「そ、そんなこと……」
「ドンドン、カッカ! ドンドン、カッカ!」
庭では、不動行光と加州清光、大和守安定がすでにナマズオ踊りを開始していた。
三日月宗近まで微笑みながら「ふふ、面白そうだな」と足を動かしている。
「ナマズオ踊り祭りには『さつまおいもスイーツ屋台』もあるぞ」
「……」
「さらに、本日限りの 『モロコシ様焼き祭り』 も開催する!」
「……っ!!!」
ギョリイは びくん!! と反応した。
モロコシ様焼き……それは 焼きとうもろこしを最高の状態で仕上げた神の食べ物 ……!!
「祭り……」
「そうだ、祭りだ。あんたの大好きなナマズオ文化を広めるチャンスだ」
「……」
ギョリイは、のそのそと起き上がった。
そして、ポーキースーツのむちむちあんよを動かし、あゆみよりステップ で庭に向かった。
「五月病ナマズオは、今日だけ祭りナマズオになるっぺ……」
その後、ギョリイは 『五月病ナマズオを吹き飛ばせ! 大ナマズオ踊り大会』 にノリノリで参加し、すっかり元気を取り戻した。
……が、翌日。
「オラ、今度は『六月病ナマズオ』になったっぺ……」
山姥切国広は 「……六月はまだまだ先だ」 と頭を抱えたのだった。