オラは審神者になりたての頃はクママスクを愛用していたっぺが、エオルゼアの世界を旅した時にナマズオ族と衝撃的な出会いを果たしてからというものナマズオ友好部族に白身を捧げ、ついに念願のナマズオマスクを手に入れたんだっぺな。それからはずっとナマズオ族と自称し薩摩の本丸のあるじとして、ずっとナマズオ族として過ごしてきたっぺ!
性別不明のあるじとして通っていたっぺが、ある日、山姥切国広と山姥切長義に正体を知られてしまったっぺ……!!
それからというもの、二人の態度がなんだかおかしいっぺよ……!?
◆◇◆
ある日、オラが本丸の庭でのんびりしていると——
「主、そろそろ稽古の時間だ」
山姥切が少しぎこちない様子で声をかけてきたっぺ。
「おおっぺ! 今日も頑張るっぺな!」
オラは元気よく立ち上がるっぺが……なぜか山姥切は視線を泳がせながら、妙にそわそわしているっぺ。
「……主、お前、その……マスクはもう外さないのか?」
「外さないっぺよ!!! 絶対にっぺ!!!」
オラが必死に言うと、山姥切は「そ、そうか」とちょっと残念そうな顔をしたっぺ。
そんな様子を遠くから見ていた長義が、クスクスと笑いながら近づいてきたっぺよ。
「ふふ、偽物くん、そんなに主の素顔が見たいのかい?」
「べ、別に……そういうわけじゃ……」
「素直じゃないねぇ」
長義はいたずらっぽく笑うと、オラの魅力的なにじゅうあごに指をかけるようなしぐさをして——
「ほら、もう一度、可愛い顔を見せてくれないか?」
「み、見せないっぺーーーーー!!!!!」
オラは全力で後ずさったっぺ!!!
◆◇◆
その後も、二人の態度はどこかぎこちなく、しかしやたらとオラに構ってくるようになったっぺよ……。
山姥切はオラのことを心配してくれる時間が増え、些細なことでも「主、大丈夫か?」と気にかけてくるっぺ。
一方、長義は何かとオラをからかって楽しんでいるっぺな。
「君って、意外と照れ屋なんだね?」
「ち、ちがうっぺ!!!」