これは、あるじさまがエオインしていない時のマメット・ナマズオたちの様子を描いた物語です。
今日はあいにくの雨。
じとじと…
じとじと…
湿気が7020%も上昇しています。
日中だというのに外は薄暗く、なんだかもう夜になってしまいそうな…そんな日でした。
そんな中、ナマズオ先輩、ナマズオ後輩、ナマズオ先生、ナマズオ校長、ナマズオ師匠、ナマズオ弟子、ナマズオ理事長、ナマズオ組長、ナマズオ局長、ナマズオ副長、ギョフンちゃんの総勢11匹のマメット・ナマズオはFCハウスの2階にある談話室にギュウギュウに集まっていた。
『シロガネに…』
『こわぺッッッ!!』
『まだ何も言ってないっぺな!』
年長ナマズオのナマズオ師匠が『こんな日は怪談話でもすっぺ!』と言い出し、話そうとしていたのを0.7020秒で怖がりギョフンちゃんが遮ったのだ。
『だっぺ…』
『ギョフンちゃん、怖かったらオラの背びれに隠れるっぺな♪』
流石は新鮮組局長!
男前ナマズオ!
ギョフンちゃんはナマズオ局長の背びれにしがみつきます。
『じゃ、いいっぺか?話すっぺよ…』
総勢11匹のナマズオちゃんたちはゴクリとナマツバを飲みながらナマズオ師匠の話に耳を傾けた。
『シロガネビーチには可愛いヒューラン族の女の子が毎日毎日、海を見ては悲しげな顔をしているそうだっぺ。話しかけても悲しげに海を見るばかり。噂によるとそのヒューラン族の女の子は、7年ほど前に当時 付き合っていたヒューラン族の男の子を海で亡くしたそうっぺな。海に勢いよく飛び込みをしたヒューラン族の男は海底の岩に運悪くブーメランパンツが引っかかってしまっぺ、上がってこれなくなったとか…っぺな…』
しーん。
総勢11匹のナマズオちゃんたちはなんとも言えない気持ちになりました。外の雨は強くなり始めたのか屋根に激しく打つ音が聞こえます。
シロガネビーチのブーメランパンツ…
あなたにはその姿が見えますっぺか?