これは、あるじさまがエオインしていない時のマメット・ナマズオたちの様子を描いた物語です。
『オラ、未来にお手紙を書く方法を思い付いたっぺ!』
ナマズオ後輩はギョレイちゃんみたいな美人ナマズオちゃんと結婚してメガネくんを養っている素敵な未来の自分に、お手紙を書くことにしました。
『…よしぺ!これでお手紙は書けたっぺ♪』
スレートグレイの封筒にお手紙を、その封筒をチャコールグレイの小さな箱に入れました。
『未来のために、ちょびっとだけおこづかいも入れとくぺ♪きっと未来のオラが喜ぶはずぺ♪』
7020ギルも入れました。その箱を持ってナマズオ後輩はFCハウスのお庭に行き、チョコボたちが住んでいるおうちの近くに穴を掘って埋めました。
そうです。
ナマズオ後輩が発見した未来の自分にお手紙を書く方法…それは、土の中に埋めることだったのです。世界が滅びず続いて行けば、未来の自分が掘り起こしてくれる!そう考えたのです。
ナマズオ後輩は期待を胸にウペウペ気分でFCハウスに入りました。土を掘り掘りしたのでヒレが汚れてしまったナマズオ後輩はヒレを洗いに洗面台に行きました。
『ちょびっと疲れたっぺから泥水をすすりながら、シャトウーペのナマプリンでも食べるっぺかな♪』
ナマズオ後輩は上機嫌♪するとそこに更に上機嫌なナマズオ先輩がやって来ました。
『ナマズオ後輩くんナマズオ後輩くん♪一緒にシャトウーペのアップルパイを食べないっぺか?』
『アップルパイ!!?そんな高いもの、どうしたっぺか!?』
『オラ、大鯰様が埋めた埋蔵金7020ギルを掘り当てたっぺよ!昨日、夢でチョコボのおうちの近くを掘ると埋蔵金が出るってお告げがあったっぺから掘ったんだっぺ!そしたら本当に出たんだっぺな!だからウーペーイーツでシャトウーペのアップルパイを頼んじゃったっぺ♪』
ナマズオ後輩は悟りました。
(それ…オラの…ギル…)
だけど、ナマズオ後輩はナマズオ先輩の満面の笑みを見ていたらとても幸せな気持ちになりました。ナマズオ先輩が埋蔵金だと思っているのは間違いなくナマズオ後輩が入れたものです。それをヒレに入れたナマズオ先輩は独り占めすることだって出来たはずなのに、ナマズオ後輩と一緒にアップルパイを食べることを選びました。それを考えたらナマズオ後輩は怒ることよりもなんだか嬉しくなってしまったのです。
『アップルパイ、いいっぺね♪そう言えば…その埋蔵金の中にはギルしか入っていなかったっぺか?』
ナマズオ後輩は自分が書いた手紙の行方が気になりました。
『入っていたっぺな!なんだっぺ?と思って封筒から出そうと思ったら"それはオラのだからそこに置いたままにして欲しいっぺな♪"ってナマズオ後輩に似たナマズオくんが言うっぺから見ないでそのままにしておいたっぺな♪』
『!!?』
『そのナマズオ後輩に似たナマズオくんの隣には、どえらい美人ナマズオちゃんがいたっぺよ!オラ、ドキドキしちゃったっぺな!』
ナマズオ後輩は、もしや…ナマズオ先輩が見たのは未来のオラ?と思いましたが、真相は分からないまま…
その日、食べたアップルパイはすごく美味しかった。
この物語をイメージした曲
作成者@oomiyasun
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