アイアムアヒーロー | 黒猫なつくかな?

アイアムアヒーロー

先日、長男たーと観に行きました。
映画『アイアムアヒーロー』

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漫画原作の実写化は、おしなべてガッカリするのが常ですが、これは前評判がすこぶる良かったので、興味がわき見てみることに。
R15なので、次男コモは見られず残念。




感想。




めっっっさ面白かった!


スカッとしたゾンビものです。
遊園地のアトラクションのような映画でした。
話に意味とか原因とかありません。
でも、海外のものとは違い日本の風土がちゃんとある。







ここからネタバレなので、これから行かれる方は、その点、ご了承ください。













ゾンビ(この物語ではZQN(ゾキュン)と言われます)が、どんな状態になるかというと、その人の過去の習性を永遠に繰り返すのです。
例えば、満員電車に揺られ続ける人はZQNになっても、ずっと揺られてる。
買い物してる人は、ずっと物を欲しがっている。
店員は『いらっしゃいませ』と言い続けている。
これはホラーゲーム殿堂入りの『サイレン』を踏襲していると思われますが、今後日本のゾンビはこのベクトルでいくでしょうね。
私がゾンビになったらどうなるかなぁ?会社でも家でも「ちゃんとしたん?」が口グセだから、きっとそれ言い続けてそう。やなゾンビ(-公-;)


映画前半の街がパニックになるシーンは秀逸。
逃げる方向が全員バラバラ。
全力疾走で全方向に逃げるから衝突が凄まじい。
人同士がすごい勢いでぶつかる、車に轢かれまくる、それを見ていた人も違う方向から一瞬で轢かれる。
大人の本気の鬼ごっこ状態。
私はきっと足がすくんですぐ捕まって、早々にゾンビ化するだろうな…。
で、「チャントシタン?チャントシタン?」て言い続けるんだ(2回目)(-公-;)


パニックのシーンの演出の1つでサラリーマンが携帯で話す声が映画館の左斜め後方から聞こえるのですが、一瞬マナーの悪い観客がいるのかな?と思わせ、それがZQNであるという恐怖。いいですねぇ。


大泉洋さんの演技は見ていて間違いがない。
呼吸するかのように自然に演じている。
気の弱い主人公を少し太ってモサく演じていました。うまいなぁ。
逃げ出す妄想シーンをこれでもかと繰り返す演出は、吉本新喜劇の繰り返しで生まれる笑いと調和に似ており、腹立つおかしみがありました。
イラおかしい。


有村架純ちゃんは、後半が特に可愛かった。
この子だけ特殊なZQN化をしてしまうのですが、これがまた良い。猫っぽくて。
長男たーは、大泉洋が手を叩かれるシーンで「めぇちゃん(めぐるの事)みたい」と猫萌えしてました。


終わり方も、お化け屋敷からカーテンをくぐって『はい、おしまい』みたいな所も、いっそ清々しかったです。

私は好きだ。
お勧めします。
ムカつく日々をドロップキックできます。