ぼんじゅーる めぐみけ5 サンセヌリルジェレ
「今はみけると呼ばれる三毛猫。
モンサンミシェルのミカエルは、こんな風にそそり立っていたーーかい?」
「そ、その声は!」
「ゾエ!!久しぶりのすっ!相変わらず良い三毛猫女のすな!」
「久しぶりだね。今はみけると呼ばれる三毛猫、元気だったーーかい?」
「黙っとけのすっ!ゾエは三毛猫レディースの総長だったのすよっ!」
「そんなわけで、今度は『フランスの美しい村』として紹介されたサン・セヌリ・ル・ジェレに来ました」
「日曜日の朝に訪れたので、村のニンゲンは誰もいなかったのす」
「みんな教会に行ってるからね」
「ゾエの子分かな?」
「朽ちたような古い教会では礼拝が行われていました」
「静かな村に、鳥のさえずり」
「小さな教会もあったのす」
「ゾエはどこ行ったのすかな?」
「そこの前髪パッツンロバ、ゾエ知らない?」
「ゾエなら、朝からワインを飲んでるさ」
「どこに行ったかな?」
「ゾエ姐さんなら、チーズを食べてるわね、きっと」
「ゾエちゃんなら、蒼い電燈のある あすこの家だよ」
「さあ、今はみけると呼ばれる三毛猫。入ってきたらどぉーーだい?」
「今はみけると呼ばれる三毛猫。ここは荒れた私の心を和いでくれた所さ。
そう、まるで、このワインみたいだと思わなーーーいかい?」
「ずっと…そんな喋り…」
「忘れないうちに、このお店で売ってる絵葉書買っとこ」
「黄色いポストへポン」
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