映像授業とは見たい時にいつでも視聴できる一方通行の講義です。
一方オンライン授業とは生ライブ配信でzoomを使っての双方向の授業です。
ライブ感を維持できるので塾に行って授業を受けているのと変わらないと言えば変わりません。
私も一部の生徒をオンラインで教えています。
ある私学でもオンライン授業を実施しています。
今回のコロナ騒動で教育の在り方、塾の在り方が大きく変わりました。
これからますますオンラインのニーズは高まってくると考えられます。
私は副業で私学の教員をしていますが、アプリを使って生徒に課題を出し、提出させて採点する。
ということを行っています。
急速に発展するIT技術に何とかついていこうと必死です😅笑
では映像授業、オンライン授業で本当に大丈夫なのでしょうか❓
一方通行の映像授業は高校生以上にとっては有効だと考えます。
それぐらいの年齢で且つ自発的に勉強する子供なであれば、映像授業から自分にとって必要な情報を取捨選択できます。
必要のない箇所は早送りします。2倍速、3倍速で視聴する子もいます。
では小学生ならどうでしょうか?
やり方によるでしょう。
まず視聴時間が短いこと。
15分前後が理想です。
それからチェック機能です。
わかっているのかわかっていないのかをチェックする必要があります。
わかったつもりになって終わってしまう恐れがあります。
さらにスケジュール管理が必要です。
視聴した後に何をいつするのか。
親御さんが管理する必要があります。
オンライン授業はどうでしょう❓
自宅にいながら双方向の授業が受けられるというのは魅力です。
勉強に前向きな子供であればオンライン授業でも全く問題ないでしょう。
つまり前向きな生徒にとってはオンライン授業さえあれば通塾は不要ということです。
ではそうではない子供にとってどうでしょう。
少人数であれば(7〜8人以下)であればライブ授業と変わらないでしょう。
しかし10名以上の生徒が参加する場合は教師側も生徒の反応が把握しづらくなり、ただ時間が過ぎていってしまう心配があります。
映像授業と違って時間が長いので集中力の持続も問題です。
授業はその時その時の生徒たちの反応、状況によって変化します。それがライブ授業の魅力でもあります。
オンライン授業で人数が多いと教師側が生徒側の反応を読み取りづらくなり、やり取りはあるものの一方通行の授業に陥りやすいです。
今年は例年と違った学び方を選択しなければなりません。
特に小6の生徒にとっては後がありません。
我が子にとってどんな学び方が合っているのか、塾のシステムで受験を乗り切るには親として何をフォローすればいいのか。
色んな人の意見を聞き、悔いのない受験を迎えて頂きたいと思います。