空よりも天高く -99ページ目

癌の告知 ☆

年末の忙しい2010年12月28日

会社に半休をもらって、検査の結果を聞きに大学病院へ行った。

予約時間を30分以上過ぎた昼の12時頃、担当の先生が出てきて
いつもの診察の部屋とは違う、人のいなさそうな場所へ私を連れていく。

部屋というよりは、部屋の前に置いてあるソファに2人で腰かけた後
先生は、実はまだ検査の判断が分かれていて、
正式な結果が出ていないという。

どんな風に分かれているんですか?と聞いた私に
先生は少し口ごもったような、それでいてはっきりした言葉で言った。

「口から発生しているのか、それとも他から転移してきたものなのか・・
 ただ、悪性なことだけは間違いない」

それを聞いた私は、思わず笑ってしまった。

「先生、私癌なんですか?笑」

人は究極に立った時、意外にも笑うものなんだなと思ったけど、
おそらくそれは私の場合の話。
でも私は何だか笑わずにはいられなかった。


その後先生は、
すぐに癌専門の病院に移った方がいいからと、今の病院に予約を入れ、
資料を用意するから、それを持ってタクシーで向かいなさいと言った。

資料を待っている間、会社の上司に電話を入れ、
検査の結果があまり良くなかったので
このまま別の病院へ向かう旨を伝えた。
声が震えないようにするのに必死だった。

それから30分後、
私は病院の紹介状と、レントゲン等のいろいろな資料がはいった
大きな紙袋を抱えて、そのままタクシーに乗り込んだ。


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2010年10月下旬~11月19日(歯医者)
2010年11月30日~12月28日(大学病院)
2010年12月28日~(癌センター/現病院)