空よりも天高く -60ページ目

抗がん剤投入 ☆

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    約一年前の闘病中のブログ日記です。
    興味のない方は、スルーしてください^^
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2011年1月27日(木曜日) 入院2日目

初めての入院は、抗がん剤による治療のためだった。
抗がん剤を体に投入して癌の細胞を殺し、腫れを小さくする。
2~3週間の入院予定だ。

入院の翌日から、抗がん剤の点滴が始まった。

午前中、若い先生と看護師たちが病室にやってきた。
インターンのOS先生。
目がクリっとした、かわいい顔の先生だ。


先生が、左の、肘と手首の真ん中の内側あたりに
点滴用の針を射す。

注射をそれほど苦手と思ったことはないけれど、
私は昔から血管が細いらしく、健康診断などの採血でも、
担当の方がいつも苦労されていた。

その時は、1回でわりとすんなり入ったけれど、
普段の注射よりやや痛め?というのか、
深々と射さってる感じというのか・・。

針が終始刺さったままというのは、あまり気持ちの良いものではない。
(実際には、柔らかいプラスチックのようなものらしいが)
針を腕にテープで固定するまでの時間が、ちょっと長く感じた。

点滴用の針は、人によるけど、4~5日ぐらいもつとのこと。


抗がん剤の投入期間は、5日間。
昼も夜も夜中も、24時間点滴をする。

その日から連続で行うが、途中の土日休日と、
抗がん剤を終えてからの数日間は、日中だけ
「流し」と呼ばれている生理食塩水のような液体を入れ続ける。


24時間点滴といっても、ずっと同じ薬ではなくて
一日のスケジュールに合わせて、様々な薬が入るようだ。

たぶん一番強いと思われる抗がん剤の薬が、
ちょうどお昼ぐらいに、1~2時間落としている薬。

紫外線が入らないようになのか、
オレンジ色のビニールの袋に入っている。

そしてその後は、腎臓に余分な薬が残らないようにと
利尿作用促進剤と思われる点滴がはじまる。


それはもうすごいなんてものではない。

トイレは、私のいる4人部屋にもあるのだけれど
尿の量を毎回計る必要があるので、
機械が設置してある、フロア共有のトイレを使わないといけない。

15分置きにトイレに行きたくなるのだけれど
行くたびにすごい量の尿がでる!
何度か、カップから尿が溢れるのではないかと思った時もある。
寝たくても、寝る暇がない。 

点滴棒に付けている、点滴の薬の量をコントロールする装置が2つ。
その電源をコンセントから抜き、点滴の管がからまないように気をつけながら、
ガラガラ移動するのもそれなりに大変。
そんな状態が、3時ぐらいまで1~2時間続く。


その後も、ステロイド剤の免疫抑制剤(?)だろうか
抗がん剤を効果的にする薬とやらを入れているのだけれど
途中でお風呂に入る時だけは、点滴をSTOP。

看護師さんが、点滴の針に続いているチューブを抜いて、
腕に軽く固定し、その上からサランラップなどを巻いて
テープでぐるぐる巻きにする。
水が入らないようにしてくれるので、これでバスタブにも入いれる。


予想外だったのが、そのお風呂。
新しくてとても綺麗で、さらにはお湯の出もすごくいい!
お風呂が大好きな私としては、とても嬉しい限り。

毎日入れるみたいだし、
あまりの嬉しさに、針が入っていることもついつい忘れて
じゃばじゃばとシャンプー。

そしてお風呂から戻ったら、また点滴のチューブを繋いで、
食事の間も、寝てる間もずっと点滴。
無意識に手を動かさないようにと、気が気でなかった。


そんな日が2日続き、3日目は土曜日だったので、
日中の流しのみの点滴に変わった。

夜中に点滴がないだけでも、ずいぶんと気持ちが
違うものだと喜んでいたら、
日曜日の夕方、だんだんと点滴が落ちなくなってきて、
針を射している腕にも少し痛みが出てきた。


翌日の月曜日から、また抗がん剤が再開される。
抗がん剤の薬は、もれてしまうと健康な細胞も殺してしまい
皮膚が黒くなってしまうそうだ。
針を刺し直すことになった。

休日だったので、口腔外科の先生はもういらっしゃらず
代わりに当直の先生が来て、
今度は左の、肘の内側の上側に針を射した。

腕を曲げても大丈夫とは言われたけれど、
最初の針が3日半しかもたなかったから、
今度はシャンプーする時も、食事の時も慎重に、
なるべく手を動かさないようにしなくては。


そしてその後だんだんと、
私の恐怖心による天敵は、「魔の点滴」となっていった。
(にゃろめ~~)


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2011年1月26日~2月11日(入院/抗がん剤・1回目)
2011年2月28日~3月11日(入院/抗がん剤・2回目)