前にも書いたかもしれないけど
わたしは黒柳徹子が好きです。


水中ヨガが出来るのもすごいし、
骨密度が120%なのもすごいし、
玉ねぎの中にアメが入っているのもすごいし、
15歳になって施設を出なくちゃいけなくなった
こどもたちの為に、
自分の衣装や番組でもらった賞品を売って
バーンと家を建ててあげたりするのもすごいです。
でも、いちばんすごいなあと思っているのは
いつも丁寧な言葉遣いをしていることです。
どんなに年の若い人に対しても、
昔から仲良しの人に対しても、
「あなたとっても面白い方なのね~」とか
「それはなぜなんですの?」とか
すっごく丁寧です。
心はいつも全開で、好奇心は旺盛なのに
ずうずうしくならず、どんどん人の心に入っていく感じが
他のどんな人にもない魅力だと思います。
ちちのお母さんを「すっごくいい!」と思うのも、
やっぱりいつも丁寧な言葉を使うからです。
嫁に来て7年だけど、いつも優しくしてくれるし、
おきゃんな感じだけど「わたくし」と自分のことを言います。
この人は、わたしの近くにいる徹子さんなのかもしれない、
と、思いました。



まだ給食の始まらないお兄ちゃんですが、
元気に小学校へ通っています。
同じマンションの友達と待ち合わせて、
「いこうぜ!」
とか言いながら、ランドセルを踊らせて走ってゆきます。
黄色いランドセルカバーがまぶしいなあ~。
小学校へ行かない宣言をした時にはせつなかったけど、
よかったよかった。
でもあの手紙は永久保存しとかなきゃ、と思います。
「小学校、思ってたより楽しかった!」
だって。
よかったね。
入学のお祝いに、すっごくかっこいいサッカーボールを
もらったんだよね。
日本代表と同じモデルなんだよね。
ちちは「え~いいな~、俺が欲しかったのに~」だって。
最初の日は、枕元に置いて一緒に寝ていました。
大事にするんだよ~。



お友達が妊娠しています。
お腹がとっても大きくなって、あと2ヶ月もしたら
赤ちゃんに会えます。
女の子なんだって。
仮の名前を決めているそうで、いつも「○○ちゃん」と
うちの子供たちもお腹をなでなでしています。
この前はおにいちゃんが、
ふくらませた風船に顔や手足を紙で貼って
「見て!○○ちゃんだよ!」
とかわいがっていました。
お友達の家に届けに行ったら、大爆笑して喜んでくれたそうです。
初めての赤ちゃんなので、ドキドキしているだろうなあ~。
ちちも「女の子かあ~いいなあ~」と楽しみにしています。
わたしもまたあの赤ちゃんの匂いが嗅げるかと思うと
ワクワクします。
すっごく、楽しみ!


子供と遊ぶ機会がなくて子供が好きかどうかもわからなかった、
という女の人が、賑やかで元気いっぱいの子供たちと
楽しそうに遊んでくれるようになって、
「かわいいね~」と沢山言ってくれて、やがて妊娠した、
というのはとても自然な流れでいいなあ、と思います。
子供と遊ぶのが楽しいかどうかもわからないのに、
子供を産みたいなんて、思えないものねえ。
ほんとうに、そういうものだと思います。


大きなお腹を見て、やっぱり妊婦は大変な仕事をしているな、
と思いました。
重いし、後半ともなると寝苦しいし、
お腹が苦しくて沢山たべられないし、産むときもすっごく痛いし。
ぐるぐるお腹の中を別な生き物が動き回っているんだから。
でも、旦那さんと2人きりの時間はあとちょっとなんだよね。
今のうちにいっぱいデートしておいてね、と思います。
産まれてしばらく経ったら、お互いに預け合おうね、
と言っています。
そんな話をしているのもとっても楽しいです。
しかし、妊婦さんてすっごくかわいい!



タイから友達が遊びに来てくれました。
幼稚園から一緒の地元の友達です。
ひょろ~っと背が高くて、うすっぺらい体です。
わたしと並ぶとかなりデコボコ。
信じられないくらい色々な経験をしています。
すっごく変な子なので、どうやって仕事をしているのか
さっぱり想像はつかないけれど、
ちゃんとやっているんだろうなあ~。
でも入れ歯になったらどうしよう、とか
目が見えなくなったらどうしよう、とか
しょうもない心配を本気でしていて面白かったです。
夕飯も一緒に食べて、
帰りはわたしの運転で駅まで送っていきました。


会うのをすっごく楽しみにしているのに、
実際に会うとそれだけで満足してしまいます。
ちょっと前までタイに居た友達がここに居るんだ~って。
すっごくいっぱいしゃべるけど、
元は人見知りです。
だから、本当はあんまりしゃべらないんだよね。
まったりしてだらだら食べるのが好きなんだよね。
わたしの今の生活はこの家がほとんど全てだから、
「のんびりできた、また来たい!」
と言ってもらえることが一番嬉しいです。
ハーブの匂いの香り米を貰ったんだけど、
何を作ろうかな。
働いているのはとっても素敵なホテルらしいので、
いつか泊まりに行ってみたいです。
そして、猫背ぎみでてきぱき働いている友達を
見てみたいです。



お兄ちゃんはドリフが大好きです。
お笑いの中で一番面白いんだって。
この前やってた特番を何度も見ては、ゲラゲラ笑っています。
そのうち自分でもやってみたくなったようで、
新聞紙を何枚もつなげて長い棒を
右手に杖のようにして持ち
「チャラッチャラ、チャラッチャラ、
 チャラッチャラッチャッチャッチャ、チーン!」
と言いながら行進しています。
弟も後に続いて「チャラッチャラ」とやって、
最後に2人でこっちを振り向いて「チーン!」
と、やってくれます。
これはものすごく面白いです。
子供でもすぐ真似できて、しかも下品とかじゃなくて
カラッとして明るい笑いだから、
やっぱりドリフはすごいなあと思います。


芸能人が合唱隊みたいな服を着て
早口言葉をやるコーナーだけちらっと見たんだけど、
あれに出ている人はみんな楽しそうだったものなあ~。
素の笑顔って、いいものですよねえ。
郷ひろみもスラックスが良く似合っていました。



今日は弟の入園式でした。
月曜日にお兄ちゃんの入学式も終えて、
ようやくかあちゃんも一息つけます。
しかし、お兄ちゃんのスーツ姿はかっこよかった!
半ズボンにネクタイもして、ベストもちらっと見えています。
もう今度の入学式なんて中学校の時でしょう?
きっと脛下なんかも生えていて、
ちょっと「男」って雰囲気になっているはずです。
かわいくって、でもちょっとおすましした記念日なんて、
もう今日の一回だけなんだなあと思ったら
すっごく愛おしくなりました。
ばあばがお赤飯を炊いてきてくれたんだけど、
お兄ちゃんは「ばあば達が来るまで着てる!」と
寒いのに頑張って待っていました。
お祝いの日にみんなでお赤飯が食べられるなんて、
幸せなことだなあ、と思いました。
産まれてからまだたったの6年しか経っていないけれど、
「ここまでよく無事で育ってくれたなあ」と思います。
大変なことはまだまだこれからなのかもしれないけど、
とりあえず干支は半周しましたよ。



弟はお兄ちゃんのお下がりの制服姿です。
ちっちゃいからブカブカだけど
ネクタイをしてあげたら鏡の前まで行って
「うん、かっこよくなった」
と嬉しそうにしていたのでよかったです。
かわいい、かわいい。
こちらはまだ赤ちゃんに毛が生えたようなもんです。
少し前から、朝早く起きる練習をしているんだけど、
これが大変。
遅く寝ているわけではないのに、ちっとも起きられません。
「ふとんがあったかくて、出たくないの~!」
と泣きながら布団に戻っていきます。
ちちは「これはママの遺伝子だからね~」と
ニヤニヤしています。
うん、そうだと思う。
ごめんね、弟くん。
でも、頑張ろうよ!
あの楽しい幼稚園が待っているよ。
春休み中に、幼稚園に小さな水族館を作ったんだって。
園長先生が水族館に行って
「わあ、魚がたくさん泳いでいておもしろいなあ、
 みんなにも見てもらいたいなあ」
と思ったから作ったんだって。
どうですか?いい幼稚園でしょう。



この前の朝、わたしがシャワーを浴びるちょっと前に
弟が起きてきました。
「お腹が減ってたらごはんをよそって食べていてね」
と行ってからお風呂へ入ったら、
ちちの分と2人分、朝ご飯を用意してくれたそうです。
ご飯をよそい、取り皿を用意して、お箸もちゃんと揃えて、
「パパ、ごはんだよ~!」と
呼びにきてくれたそうです。
「すご~い!ぜんぶ一人でやったの?大変だった?」
と聞くと、
「うん、たまごがちょっと大変だった」
と言います。
ゆうべ鶏肉と卵を煮たやつが冷たいままお皿に入っていたので
ぷるんぷるんのゼラチンの中に卵が埋まっていて
取り出すのが大変だったんだって。
でも、スプーンを使って、上手にやったんだって。
すごいねえ。
弟が誰かのために何かをしようというのは
すごーく珍しいのです。
でも、お兄ちゃんは小学校へ行っちゃったし、
ママはシャワーだし、パパのご飯も作ってあげよう、と
思ったんだって。
「いただきま~す!」と言って
ふたりでニコニコしながらご飯を食べていて
とってもかわいかったです。
弟もなかなかやるねえ~と思いました。


春休み、お兄ちゃんは色々な人に
手紙を書いていました。


お引越ししちゃった友達への手紙は
「ぼくは そつえんしき おわりました。
 はるやすみなので あそぼうね。
 こんどから がっこうだよ がんばります
 さっかーもするよ」
という可愛らしい文面です。
ニコニコしながら裏面を見ると、


「にっぽんだいひょうになるため がんばります」
の文字と、大きな日の丸国旗が!
そして「adidas」のロゴマークが!
サッカーで日本代表になりたいという意味だと思うんだけど、
母ちゃんドキッとしちゃった。
神風特攻隊っぽいんだもん、すごーく。
お国のために頑張っちゃうのかと思ったよ。
あ~びっくりした。



園長先生にも手紙を書きました。
「3ねんかん ようちえんにかよわせてくれて
 ありがとうございました。
 こころのだいやもんど ありがとうございました。
 たいせつにするよ」
幼稚園に通わせてくれて、というフレーズが
さらっと出てくる辺りがニクイですねえ。
大きくなったらおとうさまとおかあさまにも
そんなお手紙を書いてくださいましね。


お孫さんが生まれた園長先生の奥様への手紙です。
「○○せんせい あかちゃんうまれておめでとうございます。
 こんど ようちえんにあそびにいきます。
 ようちえんで つねにかつやくしてください」
にこやかなお母さんのような先生に
常に活躍することを求めるお兄ちゃんです。
一体、どこからそんな言葉を覚えてきたんだろう?
常に、活躍?
丁寧な言葉を使おうとして、
なんだか妙な具合になっちゃったんだろうなあ~。
首をひねりながら手紙を持ってきて
「なんか、これ、変かな?」
というので
「ぜんぜん変じゃない!立派だよお兄ちゃん!」
と言いました。
ちょっとエラそうになっちゃったけど、
お兄ちゃんの気持ちはきっと伝わるよ!


ふだん遊んでいる時のお兄ちゃんは相当なお馬鹿さんです。
今日もお友達と写真を撮るとき
お尻をつる~んと出していたし。
そういうのと、こういう手紙とのギャップが面白いです。
やるときゃやるよ、という感じで、いいと思います。
野放しにするだけしておいて、
どんな人間になるのかをじっくり観察したいと思います!



夕飯のあとは、レゴをしていました。
「これはね~、ママにと~ってもいいものなんだよぅ~」
と歌うように言いながら作っています。
「ふう、これでいいかもしれない!」
と出来上がったのは、
開いたり閉じたりするワニの口みたいなもので、
両側に牙がびっしり。
え~、なんだろう?
「あのね、今日ね、通販でやってたんだけど、
 これでね、髪をはさんでね、くるっとやっても、
 髪が溶けないんだって。きれいにくるっとなるんだって」
だって。
どうやら、髪の毛をカールするコテらしいです。
普通のコテは熱を加えるから髪が傷むけど、
そうじゃない力で巻く、すごく髪にいいやつなんだって。
ふーん。
ひさびさに出たね、通販ネタ。


「じゃあやるよ、ママ、ここに座って」
と椅子に座らされ、お兄ちゃんが美容師さんになってくれました。
ワニのお口にぱっくん。
「前か後か、どっちにくるってする?」
ん?じゃあ、うしろで。
「ほら!ほら!こうやって、なるんだよ~!」
うん、ちょっと、くるってなったね。
お兄ちゃんはママにきれいになって欲しいってことかい?
たまにはコテでくるくるして欲しいってことかい?
今の髪の長さでやったら、高木ブーになっちゃうけどいいのかい?
お兄ちゃんって、かわいいなあ~。



弟は、風邪でダウンしています。
今日はちちと2人でお留守番。
お弁当を作って置いて出かけました。
ゆうがた帰ってきてみると、
テーブルの上には空の弁当箱やコップ、
みかんの皮が放置されています。
扉を開けると、暖房をガンガンかけた部屋で
ちちと弟がごろーんと寝転んでいました。

しょうがない、ちちは久々の全休だ。


でも、それなりに

脱力はしました。




お兄ちゃんが卒園しました。

予行練習では号泣していたお兄ちゃんだったけれど、
当日は泣かずに頑張っていました。
クラスの声かけでの台詞は
「めちゃくちゃおもしろい」
と言ったおにいちゃんですが、
ちっともおもしろくなさそうな、緊張した声でした。


先生は入場の時から泣き通しで、
かあちゃんも何にそんなに泣けるのか、
ぼろぼろぼろぼろ泣いていました。
ちちは隣で笑っていたけれど、
子供の色々な喜びや不安を
毎日毎日感じてきたから、感傷的になっちゃうんだよ!
はあ、なんといっても、いい幼稚園だったなあ~。


幼稚園からの記念品として、
小さなスワロフスキーのついたピンバッチをもらいました。
「心のダイヤモンド」っていうんだって。
お兄ちゃんが
「これからなにか困ったことがあったり
 不安なことがあったときでも、この心のダイヤモンドを
 ぎゅっとすれば大丈夫だよって言ってた!」
とキラキラした目で話していました。
なんてピュアな心・・・。


幼稚園に未練たっぷりなお兄ちゃんは
わたしと弟を締めだし、リビングでなにやらごそごそしています。
「どうぞ~!」と扉を開けると、
卒園アルバムや、幼稚園で書いた絵、みんなの写真などが
部屋中に飾られています。
「思い出の部屋で~す!ゆっくり見ていってくださ~い」
という明るい声が、痛々しかったです。
おにいちゃ~ん!


卒園の日には、
「卒園おめでとう」メールが来たり、
「卒園おめでとう」プレゼントを貰ったりしました。
これも人徳です。
せっせとお礼の手紙を書いていたお兄ちゃんですが、
これからもその筆マメさを失わないでほしいものです。



その数日前、
わたしの友人から一年ぶりくらいに
「元気?今青森にいるんだけど、魚いる?」
という簡潔なメールがありました。
ずうずうしく
「いるいる~!卒園した子供たちにお祝いをいただいちゃう!」
と返信すると、
卒園式の当日に殻付きのホタテや肉厚の干物、
めずらしい海草などが沢山届きました。
ホタテ命のお兄ちゃんは
悶絶しながら食べていました。
いつもは小骨におっかなびっくりな弟も
かぶりついてヒラメの干物を食べていました。
美味しいものは、美味しいね!
本当に、ありがたいことです。
思い出したように連絡を取り合う仲ですが、
こういう人も、大事な友達なのです。



昨日の夜、じょうろ職人が
「ぼくはこれをする為に生まれてきたんだと思いますよ」
ときっぱり言いきっていました。
ちちと近所のぼんくら兄さんに
「ねえ、あなた達は何をするために産まれてきたんだと思う?」
と聞くと、
「う~ん」としばらく考え
ちちは「ママと結婚するために産まれてきたんだよ」と言い、
ぼんくら兄さんもほとんど同じタイミングで
「そやねん!おれもそやねん!」
と、言いました。
「へえ、あなたもわたしと結婚していたの?」
と聞くと、そうじゃなく
「誰かと出会うために産まれてきた」
と言いたかったけれど、よく考えたらだ~れもいなかった、
ということらしいです。
男はロマンチストだねえ。


わたしなんて、食って寝るためかなあ~?って、
本気で考えてたよ。
いや、まだまだ何かを成す前なのだ。
そのために今はじっと溜めている時期なのだ。
と、思ってみたりもして。
何を溜めているのかしらね?
わかんないなあ、眠くなってきちゃう。



こども達は今、録画しておいた映画ドラえもんを見ています。
午前中は、公園を裸足で走り回っていました。
かあちゃんは昨日小学生チーム相手にサッカーしたので
全身筋肉痛です。
ふかふかに干された布団にこっそりくるまっていたよ。
それが、おかあさんの幸せだよ。
うん、これをする為に産まれてきたのかもしれない。
ぐーたら。
お母さん、ごめんなさいね。
お腹を痛めて産んだ子供がこんな風で。
お夕飯はなにか美味しいものを作りますから、
勘弁してくださいね。



いや、これもきっと嵐の前の静けさだ。
4月に入れば新しい、忙しい日々が始まるのだ、多分。
またばさばさと弁当を作る日々なのだ。


がんばろ~っと!



クリスマスにモミの木を家の中に入れて以来、
モミの木に元気がありません。
乾燥してしまったようなのです。
いや、元気がないどころか、枯れる寸前です。
今さら水をやったりしていますが、新芽が出てくるかなあ。
弟が茶色くなった葉っぱを見つめ、
「モミの木枯れちゃったから、サンタさん来ないかもしれない」
とつぶやきました。
ご、ごめんよ~!
かあちゃんの手入れが悪いばっかりに~。
サンタさん、きっと来るよ!来るからね!
助けてサンタさ~ん。


この前、夜ごはんに
アボカドを半分に切ったのを一人一個ずつ食べました。
弟がいつまでたっても食べ終わらないので
みんなで先にトランプ遊びをしていました。
まだかな~?と振り返ると、
食べ終わったアボカドの皮を手にすっぽりはめて

空中に手をゆらゆらさせていました。
ちちと2人でびっくりして見つめていると視線に気付き
「ふふふ」
と笑いました。
全身脱力、です。


お兄ちゃんは折り紙が苦手です。
指が太くて、うまくできないのね。
細かなことをするとむずむずしてきちゃう。
紙というやわらか~いものを触っているのに
めちゃくちゃ肩に力が入っています。
一緒にメダルを折っていたんだけど、
袋になっているところを開けなくて苦労していました。
弟は脱力系なので、意外と上手です。
でも、やる気が無いので一向にうまくなりません。
母ちゃんは、雑な人間なのでまっすぐに折ることができません。
3人ともが、むずかしいね、これ。と言い合いながらも
遊んでいるというこの不思議。
こういう時間を有意義と思います。


おやつにポップコーンを作りました。
今日はマシュマロもキャラメルシロップもなかったので
ハーシーのチョコシロップを使いました。
新しい味だ、うまい!
ポップコーンは家で作るにかぎります。
ものすごーい量を食べちゃって、おなかぽんぽこりんだよ。



子宮がん検診に行って来ました。
30歳になると、無料で検診できるチケットが貰えるのです。
ひさしぶりに産婦人科へ行ったのですが、
なんか、びっくりした。
お腹の大きなお母さんや、小さな子供を連れたお母さんが
いっぱいいて、そのマナーの悪さにびっくりした。
赤ちゃんを産む病院だから、他の場所よりも
気を許しているのかもしれないけど、
子供が騒いでいても注意しないし、
おもちゃを散らかしっぱなしにしたまま、
診察室へ行ってしまった。
「こどもがいるからといって何でも許されるわけじゃない」
と思いました。


妊婦さんは
「こどもってあんな風な生き物なのね、たいへんだわ」
と思ってドキドキして見ているから
無事に産んじゃったお母さんは
「そうよ、子育てって大変なのよ」
とちょっとずうずうしい気持ちになっているのかもしれない。
わたしも気をつけよう、と思いました。
女の人ばっかりになると、なんか急にずうすうしくなっているな、
と思うことはありませんか?
そんなに急に下品になっちゃうの?というような。
わたしは時々あります。
自分も女のくせに、ちょっと嫌だな、と思っています。



弟の幼稚園の終了式でした。
ピンクのスモックを着て
くまさんの指人形つけた帽子をかぶるのもおしまいです。
4月からは紺色のかっこいい制服を着るんだよね。
とっても良いお天気で、自転車をこいでいると
いろいろなお花の匂いがふわふわと鼻をくすぐります。
今は沈丁花のあまい香りが素敵だなあ。
かあちゃんもいつもよりオメカシしました。
幼稚園のお友達に気付いてもらえなかったくらい!
そんなにいつもは酷いのか、とちょっとショックを受けたけど、
今日はハレの日だからね。


入場してくるとき、
弟はカメラを構えたよそのお母さんたちに
手を振りながら歩き続け、自分の席を通り過ぎていました。
最後くらいちゃんとして~!
でも、証書はちゃんと
「ありがとうございました」と言って受け取りました。
こんな当たり前のことが出来ただけで、感動しちゃうよ!
入園すぐの時には、大きな目に涙をいっぱい溜めながら
バス停までの道をとぼとぼ歩いていました。
幼稚園へ着くまでに泣き出して、先生におんぶされながら
お兄ちゃんの教室へ連れていってもらいました。
おトイレに行きたいと言えなくて、
帰りのバスを降りるなりお漏らししたこともありました。
あっという間の一年だったけれど、
しっかり成長しているんだなあ~。


ちっちゃい子たちが
ふわふわと漂うようにして動き回っているのは
なんともかわいらしいものです。
その幼さがどうにもこうにも名残惜しくなって、
かあちゃんは泣いてしまいました。
まだまだちっちゃい弟だけど、
2年後にはバスを降りるなり「ただいまぁ~!」と
抱っこしてきたりしなくなるんだものなあ~。
お母さんたちに「なんでそんなに泣くの~」と言われたけど、
嬉しいのと寂しいのがごちゃまぜなのです。



泣いたらすごくお腹が減って、
餃子たくさん作りました。
白菜ともやしと大葉の餃子。
しいたけも香ります。
羽根つきでパリパリ美味しかった!
弟のおめでとうご飯です。
弟は「中身が餃子のシュウマイが食べたかった」と
言っていました。
えーと、蒸し餃子ってことですか?


相変わらず宇宙を漂ってはおりますが、
弟くん、ピンク組ご卒業おめでとうございました!



寝室に入ると、ちちが寝言で
「見栄晴ってさ~、泳ぐのめちゃくちゃ早いんだよ~」
と言いました。
知らなかったなあ。


弟が窓の外を見つめています。
片手はズボンの中。
体がゆらゆら揺れています。
くるっとこっちを振り返ってにっこり笑い
「ちょっと、おちんちんが、ちょっっと」
と言いました。
おちんちんが、どうしたの?


卒園式の予行練習の日、
バスから降りてきたお兄ちゃんが号泣しています。
顔を真っ赤にして、しゃくりあげて泣いています。
「せんせいと、会えなくなるの、さびしい~」
と泣いています。
幼稚園から、ずうっと泣いてきたんだって。
いろいろな想いがあふれてきちゃったんだねえ~。



母ちゃんは、運転の練習をしています。
助手席のちち曰く、
「俺がついていなかったらもう数回死んでいる」
だそうです。
①小さな駐車場からバックで出てほっとした瞬間
 右車線を走っていました。
 「アメリカに来ちゃったのかと思った」(ちち談)
②バックで下がっている時、左前をブロックにこすりました。
③ちちを駅まで送り、さらにガソリンまで入れるという
 偉業をなしとげた後、ほっとしてライトを付けっぱなし、
 バッテリーが上がってしまい、JAFのお世話になりました。
車は大きくてこわいよう。


ちちに馬鹿にしたような口ぶりで注意されると、
本気で腹が立つことがあります。
この前はコンビニの駐車場で頭にきて
おもいっきり斜めに駐車してやりました。
運転すると更にガラが悪くなります。
でも、スピード出すのは恐いのね。
とろとろ運転しているのに、中ではすごい悪態をついています。
こども達はうしろでシーンとなっています。
教育上よろしくないので、早く運転が上手になりたいです。
でもたぶん、ものすごく当たる占い師に見てもらったら
「あなたは運転しないほうがいいです!
 なにかよくないことが起こりますよ」
と、言われるような気がしています。



献立のレパートリー増やそう月間です。
もっともっと違う味を手に入れたい!
主婦の小さな戦いってやつね。
最近作った新しい味は、


おろし蓮根とひき肉のつくね
すっぱくない酢豚
タラとじゃがいものグラタン


365日、料理をしているのに、
世の中には作ったことのない料理がまだまだあります。
今は、野菜のスフレを作ってみたいなあと思っています。

野菜のおやつも作りました。
ちちが人参のグラッセが食べたい、と言っていたから。
甘く蒸し煮した人参とブロッコリーを
いつもの焼き菓子に入れました。
「グラッセがこんな形で出てくるとは!」
希望がそのままの形で叶えられるとは限らないのよ~。



家の模様替えをしていました。
引っ越してきて以来の大掛かりなもので、
へとへとになりました。
お兄ちゃんの机を作ってあげるためです。
間取りの問題で子供部屋を作ってあげることができず、
勉強はリビングですればいいよね~なんて
思っていたのですが、
お兄ちゃんが
「あのね、べつにいらないと思うんだけど、
 ○○くんとか、勉強机を買ったんだって!」
と言うのを聞いて、ちちが猛然とやる気を出しました。
「机が無いからという理由で勉強をしなくなったら困る」
とちちは思い、
「机に対する憧れを素直に口に出せないなんて不憫な子!」
とかあちゃんは思いました。


本棚の位置もテレビの位置もおもちゃの位置も
ぜーんぶ変えました。
かあちゃんのドラえもん小屋と呼ばれていた
半間の押しいれの中も総入れ替えです。
なんでもかんでも押しこんでいたツケが回ってきました。
こんなものが、何故ここに?
と自問自答しつつ、半泣きで夜中まで整理し続けました。

すると、なんということでしょう!
開放的な窓ぎわに沿って、
シンプルな勉強机が誕生したではありませんか!
今まではほとんど使われていなかったソファも
家族が憩うリビングにぴったりと納まりました。


朝一足さきに目覚めたお兄ちゃんは
椅子に座って足をぶらぶらさせながら
窓の外を眺めていました。
くるっと振り返り「すごいねー!」と
とっても素敵な笑顔で笑いました。そして
「こうやって、ここからランドセルをとって
 学校に行けばいいんだよね?」
と、フックにかかったランドセルを背負いました。
おにいちゃーん!
よかったよう~。


電気ドリルでぐりぐりするばっかりのちちに
「面倒なことはぜんぶわたしにやらせちゃってさ~!」
と夜中にぶつぶつ言ってたけど、頑張ってよかったよう。
おれには所詮アイデアはないんだ~。
一生小間使いのままなんだ~、なんて
母ちゃんいじけていたんだよ。
でも、いい!
家族のためにこつこつと働き続けるのが母ちゃんなんだ。
それを指揮するのがちちで、
おまえ達はおれ達が力をあわせ、地味~に頑張る姿を見て
育ってくれればいいんだ!
それがきっと優しさに繋がるはずだから。



お兄ちゃんはそこに座って、
お絵描きをしたりブロックを作ったりしています。


卒園はもうすぐ。
入学ももうすぐ。
春が、もうすぐ。

弟も年中さんです。


みんな、新しいステップへ進むんだなあ。


バレンタインデーでしたね。


前日に買い物をし、もうチョコを完成させたような気になって
子供とぐーすか寝ていたら、
「ねえママ、チョコ作らなくっていいの~?」
と、ちちが起こしにきてくれました。
ああ、なんてかわいそうなちち!
そして、寝ぼけまなこで作ったチョコは固まらず。
朝おきてびっくりしちゃった!
だって、テレビで「絹ごし豆腐で作る簡単生チョコ!」
って、やってたんだもん。
簡単って、いってたもん。
でも、できなかった・・・。


たまたま買い置きしてあったロールケーキに
ごまかしのように塗りつけたのは、
豆腐入りホワイトチョコクリーム。
「まずいって言っちゃだめー!」
と脅しながらみんなに食べさせました。
お兄ちゃんが「なんか、ぶつぶつがはいって、る?」
と遠慮がちにつぶやきました。
うん、お豆腐が、入っているからね!
来年はずるをせずいつものおチョコさまを作りたいと思います!


お兄ちゃんは同じバス停の女の子から
2個もチョコをもらいました。
みんなに配ってたらしいから、いわゆる義理チョコってやつです。
でもね、お兄ちゃんが好きな女の子は
ひとりの男の子にだけ、あげたんだって。
本命チョコだったのかなあ~?
もらえなくて残念だったけど、
そういう一途な女の子を好きになるって、いい事じゃないか!
いつか好きな子からもらえる日がくるよ、きっとね。



お兄ちゃんは今、卒園式の練習をしています。
「ビリーブ」というとても良い合唱曲があって、
夜寝る前に歌ってくれます。
しーんとした真っ暗な部屋に澄んだ歌声がひびいて、
母ちゃんはこっそりと涙しています。


「もしも誰かが君のそばで 泣き出しそうになった時は
 だまって腕をとりながら いっしょに歩いてくれるよね
 世界中のやさしさで この地球をつつみたい
 いま素直な気持ちになれるなら
 あこがれや愛しさが 大空にはじけて光るだろう
 アイ ビリーブ イン フューチャー 信じてる」


という曲ですが、子供の歌で聞くと、沁みます。
あと10年もしたらこんな声じゃなくなっちゃうのかと思うと
なおさら泣けます。


さて、もう一曲「ずっと友達でいようね」みたいな歌があります。
歌っているうちにいろいろ考えたのでしょうか。
仲良しのお友達に
「ねえ、大人になっても友達でいられるかなあ?」
と聞いてみたら、
「いられるんじゃないのお?」
と答えてくれたそうです。
いられるかなあ?という弱気なお兄ちゃんに対し、
大丈夫じゃないのお?というお友達。
思い入れの強さには大きな差がありますが、
お兄ちゃんは満足したようです。
「あのさ、ママ。ぼくさ、○○くんとずっと友達でいようって
 約束したからさ、その約束を守るために、
 小学校に行くことにした!」
と、言いました。


お兄ちゃ~ん!
自分を納得させる理由を見つけたんだね。
行かなくちゃいけないことは、わかっている。
でも、なんとなくイヤだ、という気持ちを
どうにか自分で前向きにしたかったのかもなあ~。


○○するために、○○する!って、
6歳の子が考えたりするもんなんだろうか。
わたしはお兄ちゃんが不憫でなりません。
じたばたとひっくり返り、イヤだーイヤだー!と
母ちゃんを困らせたりはしないのです、昔から。
優しくて、頑張りやで、子供らしいいたずらもする、
何の心配もないような子ですが、
こんな時ばっかりは、なんか子育て間違っちゃったかなあ~、
と不安になります。
我慢ばっかりさせちゃったかなあ、とか。


お兄ちゃんには
「そっか!ずっと友達でいられるなんて、いいねえ!」
と言いました。
とりあえず、小学校いかない宣言は撤回されました。
とりあえず、ですが、よかったよかった。
母ちゃんの不安な気持ちをきいてくれた方々、
どうもありがとうございました!



昨日録画しておいた「ハンサムスーツ」を見たんだけど、
予想していたよりずっと面白かったです。
森三中の大島が着ていたピラピラのブラウス、
なーんか見覚えがあるなあ、と思ったら
「卒園式用にいいんじゃないかしら~ん?」
とつい最近買ったブラウスとそっくりでした。
大島とまるかぶりか~。
ショートカットで、眼鏡かけてるし!
ま、いっか。



テレビでやってた「フラ・ガール」も録画して見ました。
わたしがあまりにも号泣しているので
ブロックしていた子供たちもつられて見ていました。
お片づけの時間、お兄ちゃんが
「その赤いブロック、取ってくんちぇ~!」
と言い出してからは
「はやぐ片付けねぐちゃいけねっぺよ」とか
「いづまであそんでんだぁ~おめえだちは~」とか
フラ・ガールごっこになりました。
方言って、面白いもんねえ。
きつい言葉だけど、優しいひびきだよねえ。
しかし、こどもって何でも遊びにしちゃうんだなあ~。
うるさいけど、最高に楽しかった!



お兄ちゃんがバスから降りてきた時、
おかあさん達が「きゃ~!」と言いました。
顔も体操服も、靴も、足もひじも、みどりいろです。
シュレックみたいなの!
幼稚園の制作展の準備で絵の具を使ったんだって。
夜、担任の先生から電話がありました。
「大きなダンボールの下地を塗る作業だったはずなのですが、
 いつの間にかみんな体中に塗りたくっていて、それが
 あまりにも楽しそうだったので止められなくて、すみません」
きっと床までベトベトになっていただろうに、
叱りもせずに一緒に楽しんでくれた先生に感謝です。



雪の積もった日、着替えを持たせたはずなのに、
パンツも靴も、幼稚園から借りて帰ってきました。
夜、担任の先生から電話がありました。
「裏山で雪合戦をしていたら、ザザーっという音が
 聞こえてきて、見に行ってみたら、斜面を
 転がりながら滑り落ちてゆくところでした。」
相手の裏目をかこうと、回りこんで攻めようと思ったら
足が滑っちゃったらしいです。
先生も本気で戦っていたらしく
「途中で汗びっしょりになってきたので、
 きれいな雪を食べながら雪合戦をしました!」
と言っていて、かわいかったです。



いつも上機嫌で、バスから降りるなり手提げバッグを
ほうり投げてよこしたりするお兄ちゃんですが、
夜、担任の先生から電話がありました。
「バスに搭乗している先生から、ちょっとうるさすぎる、
 というお叱りを名指しでうけてしまったので、
 申し訳ないのですがお母さんからも
 注意していただけますでしょうか。」
もともと元気いっぱいで有名なバスコースなのですが、
その中でもお兄ちゃんの賑やかさは特別らしく、
「彼がお休みだった日は、さみしいくらいに静かな車内だった」
ということです。
「わたしは担任なので、彼のいいところもいっぱい知っているので
 ただのうるさい子、と思われたらくやしくって!」
と言ってくださいました。
いつもお世話になっている先生に
肩身の狭い思いをさせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。



問題児、というわけではないけれど、
何かと話題をつくってしまうお兄ちゃんです。
「元気」がはみでちゃうんだよねえ~。
悪いことじゃあない、と、かあちゃんは思います。
ただ、人に不快な思いをさせる部分だけはちょこっと
引っ込めて、あとはこのままこのまま、と思っています。



幼稚園のクラス便りに
「やさしい気持ちを持った桜組さんがだーいすき!」
という記事がありました。
ある寒い朝、寝過ごして幼稚園まで自転車で送っていきました。
駐車場のすみっこに、小さなすずめの死骸が。
寒くてこごえてしまったのでしょうか、
かたく硬直しています。
お兄ちゃんは
「かわいそう!幼稚園に持っていって裏山に埋めてあげる!」
と言いました。
動物の死骸なんて持っていって、恐がる子や
気持ち悪いという子がいないかな、先生も迷惑なんじゃ?
と思ったけれど、お兄ちゃんがあんまり必死なので
ティッシュでくるんで持たせました。
先生は最初見たときには「ひいっ!」となったらしいけど、
小雨が降り出したなか、みんなに傘を持たせて
裏山に埋めにいってくれたそうです。
飼育していたカブトムシが死んだときに埋めた場所のとなりに
すずめさんの穴を掘りみんなで少しずつ土を被せ、
「ムシキングくんと一緒に天国で遊んでいるよね!」
と言ってさよならしてくれたそうです。
そんな夜にも担任の先生から電話がありました。
「命の大切さをみんなに教えてくれてありがとうございました。」
こどもたちも、みんなお兄ちゃんに「ありがとう」と
言ってくれたそうです。



柔軟な対応をしてくれる幼稚園で、
本当によかったなあ、と思います。
毎日いろいろなプログラムを先生自身で練っているはずで、
それを中断させるようなことになってでも、
こどもの想いをくんでくれます。
動物を飼ったことのない子供や、
近しい人を亡くした経験のない子供にも、
別れや弔いの気持ちを感じてもらうことができたようです。
かあちゃんもお兄ちゃんの優しさの強さには驚きます。
少々行きすぎたところもあるけれど、
根底にこういうものがしっかりとあれば
安心していられるな、と思います。
洋服はぬぎっぱなし、食べ物もしょっちゅうひっくり返す、
でも、まあいいのかなあ。
繊細さとだいたいさの加減がお兄ちゃんの持ち味だなあ。


それにしても、先生からよく電話をもらう子です。
たぶん、クラスで一番なのではないでしょうか。
よい電話も、悪い電話も。



小学校への入学は依然として乗り気じゃありませんが、
お兄ちゃんのこの微妙な気持ちを、ひとりでも
わかってくれる先生がいるといいなあ、と思います。


昨日は公園で1時間から5時まで遊びました。
ものすごーく濃厚なものが食べたくなって、
オムハヤシを作りました。
みんなお腹が減ってるんだから、
素直にハヤシライスにしとけばいいものを。
お兄ちゃんはお代わりして食べていました。
でも、食べはじめたばっかりなのに
「うんまい!これ、お代わりある!?」
と聞くのは、やめて~。
おちついて、おちついて!


お兄ちゃんは、今日もお兄ちゃんでした。


チャイを、飲んでいます。


たっぷりミルクに山盛りの茶葉、
しょうがのスライスと、バリバリむしったシナモンスティック。
お砂糖をたっぷりめに入れて、コトコト煮ます。
子供たちもちちも、
「いいにお~い!」と寄ってきます。
すごーく、贅沢な気持ちになれます。
牛乳のこびりついた鍋も、なんのその、です。
じっくり煮たほうがおいしいから。
さっと作って美味しいものよりも、
じいっと待って、心も美味しいほうがいい。
わたし、待てる女になりました。


さて、こども達は大冒険をしました。
ふたりきりで電車に乗り、ばあばの家に行きました。
駅のきっぷ売り場で見送るまで、
わたしは思い付く限りの注意事項を話してきかせました。
途中でおしっこに行きたくなったら、とか
エスカレーターは危ないから階段を使ってね、とか
急行の待ち合わせで長く止まっても降りちゃいけない、とか。
弟は「じゃあ電車が止まっても、ぼーっとしてればいいのね」
とコメントしてくれました。
合っているような、違っているような・・・。
しっかりもののお兄ちゃんは、興奮とドキドキが入り混じった
表情で、ウンウンうなづいています。
ちちは、わたしの事を「意外と過保護だね」と言いました。
えー、だってまだ6歳と4歳、しかもあの弟と2人きりだよ~。
心配しないほうが無理です。


2人でしっかりと手をつないで、
ホームのある階段を登っていきます。
ああ、大丈夫かなあ、もうすぐ電車来ちゃうけど。
あわてて入場券を買って反対側のホームを覗いていると、
近くにいたおばあちゃんが、
「もしかして、小さな男の子たちを探しているの?
 あの子たちなら、ちゃんと電車に乗りましたよ」
と教えてくれました。
あんまり小さな2人だったので、心配して話かけてくれたみたい。


デコボココンビは無事にばあばの家がある駅につきました。
「ばあばの家までの道もわかるよ!」
というので、ばあばには駅からこっそりと2人の後を
つけてもらうことになっていたんだけど、
お兄ちゃんいわく
「なーんか、さっきからじーっとこっちを見てるおばさんが
 いるなあ、とおもって、なんだろうなあーとおもって
 よーくみたら、ばあばだった」
らしく、残念、見つかってしまいました。
しかし、美しいご婦人をおばさん扱いするとは失礼です!


途中で3回くらい、話かけられたんだって。
「どこまでいくの?」と聞かれたので
「○○ですけど、なにか?」とお兄ちゃんは答えたそうです。
すごいね「なにか?」って。前時代的で素敵です。
でも、すっごく緊張していたんだって。
「おしっこもれそうになっちゃった!」だって。
弟はしゃら~っとしたもんです。
「なんかわかんないけど、大丈夫だったよ!」だって。
そうね、ぼーっとしてればよかったんだもんね。
でも、ちち曰く「弟はお兄ちゃんの精神安定剤なんだ」そうです。
うん、なんとなくわかる気がする。
お兄ちゃんは誰かのために、精一杯頑張れる子なんだ。


しかし、乗り換えもない電車に乗せただけなのに
こんなにも心配してしまうなんて、
わたしはやっぱり心配性なのかなあ~。
いやいや、いくつになっても親の気持ちなんてこんなものです。
歯痒い気持ちを押し殺しながら、
「何でも自分の思うようにやってみなさい」
なんて、言うんでしょう。
これからが思いやられるというものですが、
ひとまず、よかった~!


電車の中で声をかけてくださった人にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ世の中捨てたもんじゃないよ、と思いました。

2階に住んでいたお友達が引っ越します。
3年前の夏の嵐の夜、
横なぐりに降ってくる雨の中
「痛い~!産まれる~!」と叫ぶお母さんを抱えて
車に乗り込んだ時のことは
一生忘れないと思う。


全身全霊をかけて赤の他人であるお母さんを
守ろうと思っていたし、
産まれてきた赤ちゃんは、他人とは思えないくらい。
「子宝」とか「授かりもの」という言葉が浮かぶくらい
ありがたいものだと思った。
あんなギリギリの気持ちになることはそう無いだろう。
出産後、素面の状態でお母さんに会った時、
恥ずかしかったのはわたしだけかな~。
ものすごい濃厚な一夜を過ごした翌朝、みたいな感じで。


近所の友達と一緒にお別れ会をしたが、
3人のお母さんがそれぞれ2人ずつ子供を産んだので、
せまい家の中に子供が6人もうろうろしていた。
少子化ってほんと?と言いたくなるくらいの繁殖率だ。
小さなちゃぶ台のような机のまわりに
子供たちだけでちんまりと座り、
お菓子をクスクス笑い合いながら食べている。
それはそれはかわいい光景だ。


親たちはそれを見ながら
「一生1歳半くらいの子供を育てていたいね」
とかいう話や
「やっぱりここは子宝マンションだね」
と言い合ったりした。
そんなくだらない話も今日で最後かと思うとしんみりする。


2階のお兄ちゃんは「泊まって行く!」と宣言し、
家族に混じってご飯を食べ、
アホ兄弟に混じってお風呂ではしゃぎ、
絵本を読んで寝かしつけたところで
「やっぱり帰る!」と2階へ戻って行った。
いい思い出になるといいなあ。


そろそろみんな次のステップにゆく時期なのだな、と思う。
お互いの子供の細かい性格や発育状態までもを
話し合い、一緒に悩むような近い関係を築くことは
この先はほとんど無いだろう。
みんなそんなに暇じゃなくなるのだ。
でも、この数年間が子育ての肝だったと思う。
思い返して悔いの残るようなことが一つも無くてよかった。



弟が床にぺたんと座りこんで工作をしていました。
ものすごい集中力で
何の役にも立たないものを作っているんだな、と思うと
おかしくてたまりません。
すっごい時間をかけて
唇をとんがらせ、まゆにぐぐっと力を入れて作っています。
それを見ながらいろいろな事を考え、
余計にわからなくなってきました。


子供だからこの非効率な時間を過ごすことが許されるのか、
大人になったらこの高まった集中力を生かして
効率的な人生が送れるようになるのか、
はたまた大人になっても何の役に立たないものを
堂々と作り続けるのか。
そもそも、役に立つって、誰の?とか。
子供は必死でごみのようなものを制作し、
母ちゃんはくだらない事を考えて時間を無駄にする。
似たようなもんだな、と思いました。


昨日、野球の菊地雄星とゴルフの石川遼が対談していて
ちちとげらげら笑いながら見ていました。
その中で菊地雄星が
「時間の使い方でその人の人生が決まってくると思うんで」
と言っていました。
なにかの本に書いてあったのかもしれないけど、
ニキビ面で手汗を気にしている男の子が
急にペラペラしゃべり出したのが印象的でした。
スポーツはドラマがあるねえ~。


夜ふとんに入ってから、
ちちとぼそぼそした声で
「石川遼はジェントルマンだし、さわやかでかっこいいけど
 マザコンのような気がする。精神的に自立しているのは
 菊地のほうだ」とか
「石川は恋愛になるとDVとかしそうな気がする」とか
「菊地には年上のアナウンサーとだけは
 くっついてほしくない」とか
「石川遼とフィギアの真央ちゃんならベストカップルだ」とか
くだらないことを話し合いました。


そしてぼそぼそ話は、今工事中の公園の話題になりました。
「入り口の車止めが趣味の悪い水色なんだよ!」と訴えると
「じゃあさ、色を塗り替えばいいんじゃない?」
「毎晩一個ずつ水玉を塗っていくとか」
「マンションから丸見えだよ」
「じゃあさ、車を前に停めて目隠しにすればいいんじゃない?」
「それでさ、水玉公園って名前にすればいいんじゃない?」
「でもさ、それがばれて捕まっちゃったりしたらどうしよう」
「ばれないよ」
「わたしの携帯ストラップ、草間彌生だから疑われちゃうかも」
「でも、水玉、かわいいよ」
「そうだよね、水玉、かわいいよね」
「うん」
「おやすみ」



世界一平和な夫婦の会話でした。
みなさん、素敵な夜を。