池波先生が亡くなられる二ヶ月前まで書かれていたという「銀座日記」を

購入した。ちょうど先生のご本のストックがなくなり、次は何を読もうかと

思いあぐねていた時に、良いタイミングで本が届く(大変な世の中でも

こうして頼んだ物を配達してくださる運送会社と郵便局のみなさん、本当に

ありがとうございます)

 

ぱらぱらとしかまだ捲っていたのだけれども、晩年の作品らしく

先生の不調がところどころにあって、見ていて少しつらい。

けれども、先生が残してくだすった作品は本当に多く世の中にあって、

死ぬまでにはどうにか先生の作品をすべて読み終えたいと願うばかりだ。

 

最近はちょっとした不調を自分も感じているので、外からの情報を

できるだけ入れず、自分のペースで本を読んだり仕事をしたり

好きな絵を見たりしています。

私の好きなものは、専ら本にしてもなんでも昭和に書かれたものが多くて、

特に池波先生のご本を読むと、日本の移り変わりがまざまざと見えてくる

わけです。

ふと、池波先生が今ご存命であるならば、今の日本をどう見られているの

だろうかと、そんな事を折に思ったりします。

 

酒をおいしく飲める日はまだ遠いのか

 

 

※2019年に作った会社のカレンダー

うすらぐらい色味が多くてどれも霧の中の世界のようであったけど

気に入っていました(なんとなく突然掲載)

 

おしまい

 

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